猛暑でもやっぱり涼しかった石鎚へ、その5、またまた嬉しい出会い
夏に石鎚に来ると、この二ノ鳥居辺りでガスが出てくることがよくあります。
けれども、この日は相変わらず快晴で、嫌なブヨもいません。心配はあまりに天気よすぎて日焼けすることぐらいでしょうかね。
↑表参道との合流点で瓶ヶ森方面を撮影されるAさんとRさん
赤石山系もばっちり見えてますね。
瓶ヶ森の向かって右肩に赤石山系の山々がすっきりと見えています。
西赤石から石鎚もなかなか見えることって少ないですから、この日は貴重な一日でした。
土小屋からのルートではここからが登りがいちばんきつくなるので、それに備えて水分だけでなく私はおにぎりも一つ食べておきます。
食べている時にも気になっていたナガサキオトギリ。
日の当たるところで可憐に咲いていました。
ここまで来ると、成就から来られる方も合流するので、一気に人が多くなります。
↑そんな中、小学生ぐらいのお子さんを連れた家族連れ登山をされていた方たち。
お母さんがいちばんばてていて、ちょっと足取りがおぼつかなかったです。
子供さんとお父さん(私は間違えて、おじいさんかと思いこんでましたが)は後ほど、私たちが天狗岳に行った時も一緒になったんですよ。何年?と訊くと男の子が5年生ですと答えてくれてうちの上の孫と同じ年だなぁと思ったのでした。
さて、11時5分、いよいよ最後の登りにかかりました。
道沿いにクガイソウが咲いているのが茎に花穂が一つだけでなくいくつも咲いている豪華なクガイソウを見て、ここのクガイソウの元気なことに驚きました。
イワアカバナも可憐な花がいくつも咲いていて、何枚も撮影してしまいました。
二ノ鎖小屋への最後の急登を登って来られるRさん。
冬に登るときも、この辺はほんとに急で、喘ぎながら登るところです。
イワアカバナがほんとにたくさん咲いていて、これだけ見たのは久しぶり、いえ、初めてかも・・・・・
夏のお山開きでたっぷりとお神酒を頂いていた天狗さん
登山道にシシウドの花が咲いていると、夏山っていう感じですよね。
これはドウダンの果実
ついこの間までドウダンが綺麗に咲いていたという気がするのに・・・
色の綺麗なヤマアジサイ5人娘が出迎えてくれます。
冬場に雪が多いと、滑落しそうで怖い場所までやってきました。
いつもの場所からは北壁がくっきりと見えていて、弥山から天狗岳へと行き来している人まではっきりと見えました。
登山道沿いのタマガワホトトギスとヤマアジサイのツーショットです。
ここまで登ってきたら、タマガワホトトギスも蕾があって見ごろでした。
この後、先に歩かれていたAさんが、歩を止めて鉄板道の途中で立ち止まっていました。
特に珍しい花が咲いていそうな気配もないので、どうしたんだろうと思ったら・・・
↑Tさんが弥山から下ってこられるのとお会いしたのでした。
↑Aさん撮影のTさんと私たち
Tさんとは一か月前の東赤石でお会いしたばかりだったのですが、最近よくお会いしますね。
それにしても、いつも私たちが登られるときにすでに下山されているのとすれ違いますから、Tさんはかなり早出されているようです。カメラ撮影が目的の方はやはりそうなんですね。
シモツケソウもようこそと出迎えてくれました。
鉄板道の山側にはいろいろな花が咲きますが、今回はホソバシュロソウも咲いていました。
シラヒゲソウも一輪咲いてましたが、ちょっと遠かったので、画像が不出来ですね。
↑ミヤマダイコンソウもピンボケになりました。
やはりそれぞれの花の見ごろがずれていて、全部が綺麗なのを見たければ何度も来る必要がありますね、不可能ですが(^^;)
行く手にナナカマドが一足早く、真っ赤に染まっていました。
木々は弱った個所が夏場に紅葉することがありますから、それではないかと思います。
もう弥山がすぐそこというところまで来たら、オオカメノキの果実もようやく見られました。
↑Rさんが歩かれている先にはもう二ノ森が見えるはずです。
11時45分、弥山の一画に到着しました。
目の前に二ノ森が見えています。
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