今年も裏寒風でオオヤマレンゲの偵察、その3、少し下って何とか花を見る
垂直距離にして30mほど登ってくると、今度はトラバースしていきます。
↑石に赤いテープを巻いてますが、ここから西の方へとトラバース気味に歩きます。
↑岩場を見ると、吸い寄せられるAさん・・・・
案の定・・・
ユキワリソウが咲いてました。
一瞬、1時間ほど前に休憩していた展望台が見えました。
かなり下に見えますが、200mほど下かな?
いつもここは嫌だなぁと思っていたガレ場を横切るところは、以前より足場が良くなっていました。
大山の稜線でも感じましたが、歩く人が多くなると、安定してくるようです。
とはいえ、裏寒風のザレ場やガレ場は浮石も多く、安易に足をのせると落石の危険があるので、必ず確かめてから足を置きます。
Aさんはザレ場の左岸を登られてますが、私は右岸の上の見えている笹原に出るつもりで、右岸を登りました。
まだこちらの方が、足場がしっかりしています。
やがて、ザレ場から笹原に入ります。
笹原に入っても笹を掴みながら登るようなところもありますが、踏み跡はちゃんとあります。
笹原目指して登っていると、稜線に白い雲・・・
何とか笹原まで上がってきました。
すると、上から下ってこられたらしい単独の女性とお会いしました。
オオヤマレンゲを見るために下ってこられたらしいですが、なんと一輪も咲いてなかったとか・・・
あちゃ・・・・それでは少し下って下の方の株を見てみるしかないですね。
この日は、肉眼では瀬戸内海や西条の街も見えていました。
ここから眺めると、西黒森と瓶ヶ森が良く見えますね。
瓶ヶ森の尾根が見えているのは菖蒲峠からの尾根のようです。
単独女性の方は、菖蒲峠からも登られたことがあるとのことでしたが、何もなくて長い尾根でしたと仰ってました。
自念子の頭の稜線越しに筒上や手箱も見えてますね。
↑桑瀬峠や鷹ノ巣山方面です。
西峰の上の雲が、もうすっかり夏の雲ですね。
その後、まだ少し濡れているササをかき分けて北西尾根との合流点へと向かいます。
単独女性に聞いていた通り、その辺りのオオヤマレンゲはまだ蕾ばかりだったので、ザックをデポして下り始めました。
すると、ものの30mも下らないうちに咲いている株がありました。
この日のオオヤマレンゲ。
1株に7~8輪咲いていました。
ただ、この日は朝がかなり冷えこんで、おまけに裏寒風はずっと日陰なので、オオヤマレンゲの花が開き切れていません。
もう少し日が当たると、全開するんでしょうけどね。
これはこれで、初々しくてよいかもしれませんね。
オオヤマレンゲは咲き終わると、茶色くなりますが、茶色いのは一つもありませんでしたから、ごく咲き始めだったようです。
最後にいちばん綺麗な花を撮影したら、上に戻ります。
そして、今度は岩場のユキワリソウを見ました。
今年は特に大株で見事でした。
岩をバックに咲き誇る姿は素晴らしかったです。
ユキワリソウも見たら、今度こそ、稜線に出ます。
ロープ場をよじ登ります。
後から来られるKさん
もうちょっとで、藪から光のある世界へと出ます。
11時28分、西峰の稜線へと飛び出しました。
いつものお昼御飯用の岩場へと向かっていると、なんと、Aさんが抜け駆けされてました。(^^;)
後は岩場でお昼ご飯です。
裏寒風は休憩できるような場所があまりないので、そういえば、これまで何も食べていません。
お昼を食べてから、記念に一枚。
Aさんとkさんは確かお年も同じぐらいなのでした。
午後からは石鎚方面はちょっと雲が出てきたようですね。
私たちも、Aさんの帰宅時間があるので、あまりのんびりともしてられないですね。
11時54分、寒風山山頂目指して、歩き始めます。
11時57分、寒風山山頂に着きました。
誰もいなくて貸し切りでした。
記念に3人で撮影しました。
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