今年も裏寒風でオオヤマレンゲの偵察、その2、若者二人が追い越していった

第一展望台からの眺めを10分ほど楽しんだら、再び登りにかかるとしましょう。

今日はAさんが14時までには下山しておきたいとのことで、あまりのんびりとはしていられません。

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↑オオヤマレンゲの頃はドウダンの花の時期にもなっています。

歩き始めようとしたら,赤っぽいドウダンの花がぶら下がっていました。

「ブドウの実みたいなのはカイナンサラサドウダン」だとKさんが仰います。赤いと言ってもベニドウダンは那岐山でも見てますがこれとはまったく違うので、ならばカイナンサラサドウダンかなぁと思いながら登りました。私はドウダンについてはあまり詳しくはないのです。

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ここからも、少し登りが続きます。

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目の前にちょっとしたロープ場。

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それを登ると、西に瓶ヶ森や西黒森が見えてきて、この前登ったばかりなので、親しみを覚えますね。

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東側に見える尾根はこれまたすごい岩尾根です。

これは登る人はいないと思います。

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ちょっとした高みに出てきて、ここが第二展望初だったかどうだか・・・・あまり気にしないで通過してしまいました。

↑眼下にヤマグルマのおびただしい花が見えます。

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ナナカマドの花ももう咲いているようですね。

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これはミヤマハンノキかな?

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ドウダンが目の前にぶら下がって咲いてました。

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コミネカエデの花かな?

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↑9時24分、このルートで唯一の道標を通過します。

岩壁にぶら下がった道標を過ぎると、ここからはトラバース道です。

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早速、ユキワリソウが出てきました。

ここはほとんど日陰になる場所だと思うのですが、ユキワリソウはこういう場所が好きですね。

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裏寒風のこのルートはずっと陰なので、下から冷たい風が吹きあがってきて、この日は寒いぐらいでした。

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バイケイソウの小さい群落です。

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シカが食べない毒草ということで、あまりいいイメージがないですが、見れば可愛い花とも言えます。

花に罪はなく、シカにも罪はないのですが・・・・・

いちばん悪いのはシカが越冬できるような温暖化をもたらした我々人類かも・・・

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隣の尾根は断崖絶壁でしかもオーバーハングですね。

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草むらの中にナツトウダイとオオキヌタソウと思われるのが出てきました。

ナツトウダイはすでに花が終わって果実になっています。

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前日に雨が降ったので、いつもは水が流れていない沢にも水が流れていました。

この頃、後ろから人の気配がして、降り向くと若い男女1組が登られてきました。

歩くのが早そうなので、追い越してもらいましたが、裏寒風は初めてなのだとか・・・

このルートは最初は道を知っている人に教えてもらわないと地図にも道の記載がないルートなのですが、若い方はyamapのログをDLして歩かれるんでしょうね。まぁ、赤テープや踏み跡はあるのですが・・・

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若い人とたちはたちまち、かなり前の方に行かれてしまいました。

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途中から、斜面を登るところがあるのですが、その辺りでAさんに道を教えてもらっているようです。

この辺がいちばんややこしいところですね。

コメント

こんにちは。ヤマグルマはショクブツエンでしか見たことがありませんが、こんなふうに群生するのですね。これは驚きです。

多摩NTの住人様、こんばんは。

自生のヤマグルマをご覧になったことはないでしょうか?
岡山などだと、標高700M程度の山でも自生してますよ。
岩場に生えていることが多いです。
たいていは下から見上げるか、上から見下ろすことしかないですね。
黄色い地味な花が咲きますが、今年はすでにどこかで見たあとでした。
これは群生ではなく、1本の木にこれだけの花が咲いていたようです。

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