シカに食べられたタカネバラ、今年はいかに?その3、ようやくタカネバラが出てきた
10時15分に休憩を終えて、いよいよ橄欖岩の道を登り始めます。
ここからは岩がごろごろした登りにくい道になります。
↑赤茶けた岩が橄欖岩です。
が、この登りも、岩の道のヤブがシカに食べられて、どこでも歩ける状態になっていました。
一体、いつからこんな風になったんでしょうね。
上を見上げるとエゴノキが真っ白に咲いています。
↑木々の株元がなんとなく、シカに齧られているように見えますね。
橄欖岩の道を登り始めてから10分ほどで、フジイバラの白い花は見えてきました。
タカネバラほどシカが食べないようですが、それでも枝が枯れかかっていますから、シカに齧られてるのかもしれません。
以前はこの辺りからタカネバラも出てきていました。
ところが、シカに食べられて株が弱ったため、この辺では咲かなくなってしまったようです。
赤いヤマツツジをバックにフジイバラの白い花。
それはそれで美しいですが、やっぱりピンクのバラを見たい・・・・
岩ゴロゴロの橄欖岩の道がこれまた結構な急登なのです。
花が咲いていれば、しんどい坂も上れますが、咲いてないのではただただしんどいだけです。
トラバース道辺りから咲いているシライトソウが、今年はかなり下の方でも咲いていました。
↑枯れたササが見えました。
東赤石も西赤石も、シカ害でぼろぼろですね。
頭上にドウダンの花が見えてきたので,気を取り直して登っていきます。
フジイバラの真っ白な花だけは、その後もあちこちで咲いていました。
いつも一か所で大座礼方面が見える場所がありますが・・・
その場所に、待望の花が咲いていました。
咲いているのを待ちわびたタカネバラのピンクです。
去年はここはほとんど咲いてなかったと思うので、それだけでも嬉しかったです。
まだ初々しいヤブウツギ。
そうそう、タカネバラの時期にはヤブウツギも咲いているのです。
この小さい花は?
ズームするとナツハゼの花みたいですが、ふつうは赤っぽい花だと思いましたが、このナツハゼはえらく青々としていました
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