9年ぶりに前赤石に足を伸ばした、その2、ヒュッテまでは歩きやすい道でした
前回は2,014年にこの道を登っているのですが、あの日は6月1日でしたが、めちゃくちゃ暑い日で、西赤石山頂でもすごく暑くて木陰を探したのを覚えています。それに比べて、今回は山の中は涼しくて気持ちいいです。
とはいえ、暑さに弱い私たちなので、凍らせたアクエリアスは必需品です。
↑山道を歩き始めてすぐに、アカモノがぽつんと咲いてました。
日浦からのルートはアカモノが多いのですが、こちらの道はどうなんだろう??
8時13分、分岐がありました。
馬の背経由銅山峰行きの道と、私たちが歩く柳谷経由銅山峰行きの道です。
Rさんの話では馬の背経由の方が時間がかかるそう。
木漏れ日の気持ち良い道です。
斑入りのスミレの葉がとても綺麗。
自宅に帰り「日本のスミレ」で調べたら、やっぱりフイリヒナスミレですね。
こんなに綺麗な斑入りなら、春の花の時期にも見てみた・・・
これも斑入りが綺麗なミヤマウズラ。
続いて、日浦からの道でもいっぱい咲いているオククルマムグラ。
8時24分、先ほどから左岸を歩いていた沢を右岸へと橋を渡ります。
数日前に近江富士でも見かけたコツクバネウツギ。
ギンランも出てきました。
西赤石はギンランが多いですね。
私がいちばん最初に西赤石に登ったのは2001年とか2002年ぐらいだと思いますが、その頃はこれほど多くはなかったように思います。
最近は良く見ます。この後もあちこちで見ました。
ピンボケになったけど、ミゾホオズキの花。
ツボスミレもまだ咲いています。さすが、愛媛の高山です。
モリイバラかな?
タカネバラの時期に一緒に咲いているけど、こちらはこんなに早くから咲いてるんですね。
小さな沢を木製の橋で渡ります。
振り返ると、住友共電の鉄塔が見えていて、その周辺だけ伐採されてました。
この後も、なぜか鉄塔と、電線の下だけ伐採されていました。
ちょっと遠くで咲いていて、肉眼では何の花かわからなかったのですが、トリミングしてカマツカだとわかりました。
この時期は木に咲く花は白い花ばかりなので、注意してないと何の花なのかわかりません。
足元に咲く花も小さな白い花でタニギキョウ。
これは5月になるとあちこちで見かける花です。
やっぱり鉄塔周辺が伐採されてます。
ツルデマリって??
どうやらツルアジサイのことのようで、そう書いてくれればすぐにわかるのですが・・・・
標高1000mという札が出てきました。
これは帰りによく見ると、別子小・中学校の生徒が立てたようです。
ヤマアジサイがもう少しすると咲くのでしょうが、まだ早いですね。
奥に白く見えているのはマルバアオダモのようで、これだけは県境歩きでも早くから何度も見ました。
今度はグレーチングの橋を渡ります。
かなり向こうの方に、鉄塔の立った尾根が見えてますが、あれは辻ヶ峰のある尾根でしょうか。
分岐を通過します。
時刻は9時7分。
鹿森ダムはここからまだ2時間かかるんですね。
以前、西赤石でお会いしたアメリカ人の女性がさらっと「鹿森ダムへ下ります」と仰っていたのを思い出しました。新居浜の方はほんとに脚力がすごいです。
Rさんによると、ヒュッテはもうすぐだそうです。
最後に、下が透けて見えてちょっと怖い橋を渡りました。
銅山峰ヒュッテの建物が見えてきました。
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