蒜山三座、花の縦走路を歩く、その4、カタクリとギフチョウ、おまけにダイセンキスミレも
下蒜山から下り始めたのは10時48分のことでした。
今までは歩く人も多かったですが、ここからは幾分少なくなるような感じです。
下蒜山からの下り始めは雨の後はいかにも滑りそうな黒土だったような?案の定、Rさんが滑り、次いでAさんも滑ったのですが、なぜか次は私と思っていたけど、何とか滑らずに下れました。
↑下り始めて早々にAさんが何かを見つけたみたいと思ったら・・・・・
ここでもカタクリが咲いていたのでした。
↑カタクリを激写されるAさん
下蒜山への登りでもかなり咲いていたので、もう終わりかなと思ったら、ここからがまたすごかったです。
道の傍らにずらりと咲いてます。
周囲の木々はまだ芽吹きもしてません。
カタクリって早春の花なんですね。
ピンクの花はいつ見ても嬉しいですね。
おや、クロモジの花もまだ咲いてました。
今年はクロモジをいやというほど見ました。
あっち向いたり、こっち向いたりして咲いてます。
そのうち、いつの間にかギフチョウが飛んできたようです。
え?蒜山にもギフチョウがいるんだ?
Aさんが目の色を変えてギフチョウを追っかけます。
↑何とカタクリにとまりました。
慌てて、何枚か撮影しましたが、角度があまりよくないですね。
ギフチョウの翅があまり見えません。
でも撮影できただけ、儲けものですかね。
カタクリから飛び立って、今度は茶色のササの葉にとまりました。
冴えないロケーションです。
大江高山では全然とまってくれなかったので一枚も撮影できなかったので、撮影できただけましだと思いながら、下り始めました。
Aさんは、ギフチョウ狙いなのかなかなか下ってくる気配がありませんが、足の速いAさんのことですから、私たちはその間に少しでも下っておきましょうと、私とRさんは前に進みました。
それでも、行く手に次々とカタクリが出てくるので、なかなか進めず困ってしまいますね。
両側にカタクリが咲いているカタクリロードを歩くRさん。
たまにユキザサも見えますが、まだまだ蕾です。
↑道の両側に咲いているカタクリ。
かと思ったら、ショウジョウバカマとカタクリのピンクピンクのツーショット。
なかなか進めないので、中蒜山がまだまだ遠くに見えます。
これはツノハシバミでしょうかね。
岡山の北部には多いみたいです。
展望が開けて、蒜山高原が見えてきました。
進行方向の少し右には大山と烏ヶ山。
そして正面には中蒜山。
最低鞍部であるフングリ乢まではまだまだ下らないといけないようです。
足早に下っていると、後ろから「ダイセンキスミレヶ咲いてます」という声が・・・・
慌てて振り返ると・・・・
ほんと、ダイセンキスミレの群生ではないですか。
私としたことが…(^^;)
というのも、この縦走路、先ほどから黄色い花が随所で咲いていて・・・・
↑ミツバツチグリだと思うのですが、黄色いのはてっきりこれだと思い込んでいたのでした。
ダイセンキスミレが無造作にこんなに咲いてるとはねぇ。
キスミレも見ないといけないし、歩かないと縦走できないし‥‥ジレンマに陥りそうです。
まだ下ってますねぇ・・・・・ということは、その分登り返しがあるという訳でして・・・
その後も、あちこちにダイセンキスミレが咲いてました。
撮影するRさんの足もとの下の方にも無造作に咲いてます。
そのうちに、大株のトキワイカリソウも見え始めました。
これは標高の低いところで出てくるようです。
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