県境歩きも終盤、ラス前は大川山~滝ノ奥峠、その3、伐採地に驚く
林の中を歩いていると、Rさんが「チゴユリが咲いてる」と言います。
阿讃山脈でも竜王山辺りはチゴユリが多いのは知っていたのですが、大川山辺りにもそういえば咲いていたかな?
その後、大滝山や大相山も歩きましたが、やっぱりチゴユリをあちこちで見ました。
↑チゴユリは自宅の庭に群生しているので、あまりありがたみを感じないのですが、清楚な山野草で山で見るのはとてもいいですね。
まだこの時は咲き始めだったのだろうと思います。
少し行ったら、今度はギボウシの道でした。
緩やかな登り坂です。
テイショウソウは阿讃山脈には多くて、ここではちょっとした群生でした。
なおも登り坂を登っていくと・・・
クロモジの花が終盤の姿でその間からこれはミツバツツジが顔を出していました。
初々しくて、心を洗われるような美しい新緑です。
こういう色合いは一瞬だけしか見られませんね。
そんな新緑の中、赤いアクセントがオンツツジです。
ツツジは雨や曇りの日でもちゃんと咲いていて、しっとりとした風情もいいものです。
9時44分、Rさんが話していた展望の良い場所に出てきました。
伐採されたおかげで展望が良くなった場所です。
伐採地との間にはネットが張り巡らされていて、竜王山周辺と同じような感じです。
遠くに、竜王山の鉄塔が見えていますが、あそこまではかなり遠そうですね。
もっとも、私たちのこの日の目的地は、あそこよりももっと手前の滝ノ奥峠です。
標高が高いので、サルトリイバラの花がまだ咲いていました。
歩き始めから1時間半経つので、ここで休憩にしました。
西に見えるのは大川山かな?とRさんに言ったら、ちょっと近すぎるような?ということです。
でもやっぱり。大川山のような気がします。
この伐採地に面した辺りは日当たりが良いからか、ニオイタチツボスミレらしきスミレが咲いていました。
10時2分、休憩を終えて歩き始めます。
伐採地を眺めると、その中をくねくねと作業道が通じていて、なんだかすごい眺めでした。
四国の山を登り始めて、20年ちょっとですが、ここ数年で山がかなり変わってきてますね。
10時13分、三角点「白井」に着きました。
県境は三角点だけはたくさんあります。
その後も伐採地のネットの隙間から、民家が見えていました。
ズームずるとぽつんと一軒家??
少し離れたところには何軒か固まって・・・
地図で見ると,吹佐古とかその辺りかな?
一度この辺りも行って見なければと思います。
道沿いにはまたまた色鮮やかなミツバツツジが・・・・
この時は品種はわかりませんでしたが、低山で見るコバノミツバツツジとは明らかに違うよねとRさんと話しました。
ほんとに鮮やかな色です。
紫色の斑があるので、これもアワノミツバツツジのようでした。
珍しく、ウワミズザクラも咲いてると思ったら、すぐそこまで車道が来ていました。
やはり車道沿いにはいろいろな木の花が咲いてますがウワミズザクラはもうこの時は終盤でした。
車道に出ると、5月の花ニガナも咲いてます。
車道をちょっと歩いて、またまた山道に入るようです。
ここは地図上の777mピークですが、その割には何もないところでした。
すぐ下まで作業道らしきのがついています。
777mピークを下ると、そこはまた車道です。
こんなことの繰り返しです。
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