山好き花好き２

この区間は何度も何度も車道と山道を交代に歩くことを繰り返すので、もう何度目の車道歩きなのか分らなくなってきました。今度は一体、どこまで車道なんだろう？と思いながら歩きます。

↑天気が良くて展望でもあればいのですが、この日はあいにくの天気で、展望も目を見張るような展望がありません。

↑セイヨウタンポポが固まって咲いているなぁと思ったら、そこから再び、山道に入るのでした。

↑林道から車道への入り口です。

林道と言ってもきちんと舗装された走りやすそうな道です。

↑１０時４２分、下福家三角点迄やってきました。

山道に入ってから５分ぐらいのところでした。ここもやはりキティさんの札がかけてありました。

キティさんの札は西讃や中讃で多く見かけます。

その後は、気持ちの良い、アカマツなどの自然林の中を歩きます。

時折、オンツツジやミツバツツジが咲いていて目を楽しませてくれます。

中にあまり見かけない派手な色のツツジがありました。

まるでオンツツジとミツバツツジの混ざったような色合いをしています。

もしかしたら、その両方の交雑種なのかなと思いました。

↑何しろこうやって、隣り合わせで咲いているのですから、それも十分考えられますよね。

天気はイマイチだけど、ツツジの楽しい道です。

途中、かなり深いヌタバもあります。

「イノシシの温泉かな？」なんて冗談を言いながら歩きます。

樹林の中なのであまり濡れはしませんが、とうとう、雨が降ってきました。

予想よりやはり早く降り始めました。

私はポンチョを着てカメラが濡れないようにし、Rさんは傘を差しました。

雨具を着るほどの雨ではありません。

１１時４分、また林道に出てきました。

かなり幅もあり、林道というよりも車道みたいな道です。

車道沿いなので、花もよく咲いています。

八重のヤマブキが出てきましたが、これは自生種ではなくて園芸種なので、次第に人間臭い場所になってきたなぁと思っていると・・・

後から軽トラックが追い抜いていきました。

こんな山の中で走っている車に遭うとは思いませんでしたが、かなり利用されている林道らしく、ほかにも一台会いました。

おまけに車道沿いには太陽光パネルが設置してあります。

道沿いには前の週に蒜山で見たばかりのミツバアケビの花がまた咲いています。

今年の春は一体何度、ミツバアケビの花を見たことか・・・・

その前の県境歩きで、海岸近くで見たばかりのマルバアオダモも咲いています。

この花も海岸近くから山奥までいろんな場所で見かけますね。

ガマズミはれっきとした山の花ですね。

これはこの時が今年の初見だったツクバネウツギです。

１１時２０分、車道沿いではここが県境になってるようで、ここからは「まんのう町」です。

振り返ると、徳島側は「三野町」となっていました。

お墓迄出てきて、いよいよ人臭くなってきました。

集落が近い証拠ですね。

道の北側に、何やら神社らしき建物が見えています。

１１時２４分、「真鈴峠」と書かれた道標発見。

県境歩きはここから山道に入るようですが、その前に神社に寄り道することにしました。

神社近くにはホウチャクソウがたくさん咲いていました。

今までの山の中で見なかったのが不思議です。

鳥居の前に回って神社名を見てみると「城村神社」と書いてありました。

お参りをしましたが、お賽銭箱がありませんでしたので、空参りです。

もう管理する方もほとんどいらっしゃらないということでしょう。

神社境内にはトチバニンジンの葉っぱがありましたが、花もまだ蕾でした。

もっとも、咲いたところで、目立たない花ですが・・・

11時29分、再び「真鈴峠」と書かれた道標の前まで来て、山道に入りました。

山道に入ると例の札がかかっています。

これは昔からの峠道ということなんでしょうね。

神社へと通じる道のようでもありました。

↑１１時３９分、この道標までやってきました。

ここが真鈴峠ということかなぁ？

直ぐ傍に、真鈴峠についての説明板がありました。

これを眺めながら、この日最後の休憩を取ります。

もうお昼前ですから、お腹も空きましたから、エネルギー補給をしないといけません。

雨も、幸い、ほとんど止んでくれたようです。