県境歩きのラストは相栗峠~大滝山~大相山~中山峠、その4、大生峠からは素晴らしい木々を見る
何度も何度も峠を通過するのですが、それまではほぼ展望がありませんでした。
それが一か所だけ、民家が見えました。
私たちが歩いている稜線からは300mほど下にあるように見えました。
香川は徳島と違い、ぽつんと一軒家のような民家は少ないですが、それでも結構な山奥に家があるものですね。
地図で見ると大屋敷という集落の民家のようです。
少し離れた場所に何やら白い花が見えるので望遠で撮影しておいたところ、ウラジロノキの花のようでした。
この時期は白い花を咲かせる樹木が多いので、撮影しておかないとわからないものですね。
↑大生峠まであと1kmの表示がありました。いよいよ近くなってきましたね。
Rさんが見つけてくれたナガバタチツボスミレです。
香川でこの時期スミレが見られるのはもうこの界隈だけでしょうね。
またまた、民家や畑が見えてきました。
稜線はほとんどアップダウンもなく、歩きやすい快適な道です。
11時1分、大生峠に着きました。
お昼はほんとは城ヶ丸の東屋ででもと話してましたが、もうお腹が空いたので、ここで頂くことにします。
城ヶ丸まではあと500m弱ですが、11時過ぎたし、ここで食べましょう。
すぐ傍にかなり大きなブナの木もあります。
結局、ここまでどなたにもお会いしませんでした。
県境歩きはやっぱり静かですね。
コハウチワカエデかな?
紅葉もいいけど、新緑の時もいいものです。
11時23分、食事もいただいたし、さて残りを歩こうとして、気づきました。
登山道は県境を通ってないということを。
県境杭の入った尾根を真っすぐに登っている踏み跡がありました。
仕方ない、この踏み跡を辿りました。
急斜面なので、きつかったですが・・・
11時35分、登山道と合流しました。
緑の中にオンツツジ・・・
癒されますね。
これを登ったら、城ヶ丸なんでしょうかね、
11時37分、ここから大滝寺の境内になるようです、
城ヶ丸に到着です。
三角点には石仏も・・・・
ここは大滝寺の境内ということでしょう。
懐かしい東屋がありました。
この辺りは何度か来ていますね。
県境を示す杭が立っています。
登山道は完全に徳島側になるようです。これが問題の道のようです。
城ヶ丸のところに張り紙があって「通行するなら登山道を通って下さい」というような趣旨のことが書かれていましたので、通らせていただきます。
素晴らしいブナたち。
これはツクバネウツギみたいですね。
シロバナウンゼンツツジが数輪だけ咲き残っていました、
毛が見える、イヌブナらしい葉、
イヌブナの幹は黒っぽいのです。
よく見るとヤドリギが着生していました。
まだ咲いていてくれたミツバツツジ。
クロフネサイシンかな?
これはサワハコベのようですね。
大滝寺の境内になると、途端に花を見かけるようになりました。
コメント