県境歩きのラストは相栗峠~大滝山~大相山~中山峠、その3、テンナンショウを見ながら峠をいくつも通過

この日の歩きは丁度テンナンショウの仲間の開花時期と時期が合ったらしく、あちこちでテンナンショウを見かけました。

ユキモチソウも二度見ましたので、最初にユキモチソウなどをアップします。

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最初の場所では3株が固まって咲いていました。

ユキモチソウは車道を車で走っていて見かけることが多いですが、山歩きの途中でも見かけるものなんですね。

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この日二度目に見かけたユキモチソウです。

4月半ばにすでにたくさんのユキモチソウを見ていましたが、結構、花期が長いものだと思いました。

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こちらはアオテンナンショウです。

これは東赤石に6月に登るときによく見ていましたが、阿讃山脈では5月に見られるのですね。

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5月初めにいちばんよく見るのはこのマムシグサでしょうね。これはどこを歩いていてもよく見ます。

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↑9時25分、この道標前を通過しました。

大滝山までの距離がようやく3キロ台になりました。

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この辺りからやっとテイショウソウが出てきました。

標高はやっと800mを超えたところです。

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この木何だと思われますか?

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葉っぱをズームすると、実は小葉が5枚でこれは山菜の女王と言われるコシアブラなんです。

コシアブラは小さいのは良く見ますが、これだけ大きいのはあまり見ませんね。

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花が咲いているので葉コツクバネウツギが出てきました。

前回の県境歩きではツクバネウツギが出てきましたが、5月に入るとツクバネウツギやコツクバネウツギが見られるようになります。

違いは萼片の数で萼片が5枚あるのがツクバネウツギ、2~3枚のがコツクバネウツギです。

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例の札が時折ですが、かかっています。

ここは道標の多いルートなので、道を間違うことはまずないでしょう。

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9時35分、818m小ピークを通過です。

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大滝山まで3キロになりました。

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徳島側が植林、香川側が自然林になった縦走路です。

やっぱり自然林は今の時期、新緑が綺麗です。

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その新緑の中で赤いオンツツジが引き立ちます。

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アカマツの立派な株も多いですね。

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9時53分、細尾峠を通過しました。

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細尾峠から香川側への道も通行不可となっていました。

どうやら香川側への下り道はすべて通行不可になってるようです。

縦走路の方はその後も緩やかな登り道が続きます。

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10時2分、今度は苫尾峠にやってきました。

先ほどの細尾峠からわずか10分です。

峠がありすぎて、訳が分からなくなってきました。

で、苫尾峠からはあの中腹道への分岐があるのですが、中腹道は現在、通行禁止になっています。

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現在地を示す道標が別に立っているので、ややこしいです。

まとめて表示してくれればすっきりするのにね。

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7分後の10時10分、三角点「苫尾」に着きました。

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三角点の点名そのままが山名になっていて、ここは苫尾山というようです。

標高819mで先ほどの小ピークとほとんど標高が変わりません。

なんのことはない、登ったり下ったりしているだけで、プラマイ0なんですね。

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三角点の辺りには何やら枯れた木の枝が放置してありました。

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苫尾山から歩いていくと、今度こそ見覚えのある大生峠という文字が出てきました。

私たちがいつも登っているのは大生口からですから、そこまで行くと歩いたことのある道になります。

でも、その前に三本松というのがありますが、これはなんじゃらほい?

松が3本生えている?

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東へ東へと歩いていくと、フイリシハイスミレの綺麗な葉っぱ。

県境にはフイリシハイスミレが多いということがこの歩きでよくわかりました。

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時折目を楽しませてくれるオンツツジ。

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10時29分、三本松を通過。

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やっぱり、マツが三本並んだ場所でした。(^^;)

山名や峠名がないのもつらいけど、あまりあり過ぎるのも混乱しますね。

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