蒜山三座、花の縦走路を歩く、その1、タクシーで登山口の犬挟峠へ移動
今年は春の花の咲くのが早く、カタクリをどこで見ようかと思案していました。
四国の山のカタクリはここ数年、シカの被害で少なくなっているようだし、いっそのこと蒜山を縦走するのはどうかな?と早春から考えていました。蒜山は2018年秋の紅葉の時期に縦走しています。でも花好きの私としては春の花の時期に一度縦走してみたいとかねがね考えていました。高知の山仲間のAさんはササユリの時期に中蒜山~上蒜山の周回はご一緒しましたが、下蒜山からの縦走はまだされてないようなので、お声がけしました。
いつもの山仲間のRさんとは県境歩きがまだ2ルート残っているのですが、花の時期はやっぱり花も楽しみたいですよね、ということで、快諾していただきました。
例年だとGW頃だというカタクリの時期もyamapの記録を調べると、ちらほら咲きだしているようです。
Aさんと打ち合わせをしてGWでは遅すぎるだろうという話になり、4月23日に決行と決まりました。
↑画像は上蒜山をバックに咲いているカタクリの花です。
カタクリを見るには絶好の時期の訪問となったようです。
さて、当日は朝6時に坂出の某所に集合でした。見事なハンドルさばきのAさんが高知からおいでになるにもかかわらず車出しを引き受けてくださいました。前日の黄砂の影響もなく、瀬戸大橋を渡るときから好天が期待されます。この季節にしては山の雪もほぼ見られず、どこも春の訪れが早いようでした。
↑この日の記録です。
登山口の犬挟峠でログを入れ忘れ、30分ほど経った頃に入れましたので、歩行距離や累積標高は少し少なめになっています。
↑この日のログです、ログのラインは犬挟峠からに修正してあります。
↑蒜山SAには7時20分には到着しました。これもAさんの華麗なるハンドルさばきのおかげです。私が運転したらきっと2時間はかかるでしょうね。
SAから眺める大山には雪はほとんどありません。
縦走するためには登山口から下山口への移動が必要になります。いつもは下山してからタクシーを呼んでいたのですが、この日は下山予定の上蒜山登山口に車をデポする前にタクシーを呼び、登山口へと移動することを考えていました。下蒜山登山口の犬挟峠付近は車がそれほど沢山は駐車できないように思ったということもあります。
蒜山インターで下りて、お弁当屋さんでお弁当を購入した後、タクシー会社に電話したところ、予約のお客さんを一人送迎するそうで、タクシーが来てくれるのは8時15分頃になりそうだとのことです。
↑上蒜山登山口手前にある蒜山高原センターでちょうど桜と大山が綺麗に見えたので、タクシーを待つ時間もあることだし、撮影タイムにしました。
↑上蒜山登山口の駐車場はもとはスキー場の駐車場だったようで、かなりの台数が置けるようです。
8時には上蒜山登山口の駐車場に着いていたようです。↑画像は下山時に撮影したものですが・・・。
縦走する人が数人はいるようで、自転車をデポしてあるのも見かけました。
タクシーが来るまでに付近を散策していると、タクシーが到着しました。
運転手さんのお話では、今では犬挟峠にある斎場の駐車場も登山者の駐車場として開放してくれているそうで、駐車場が足りないという心配はなくなったそうです。
タクシーの料金は4000円丁度でした。
↑下蒜山登山口の犬挟峠の様子です。
この日は放射冷却で冷え込んで、朝は寒かったです。
2018年の秋に来た時は、ガスが濃くて、この辺りは何も見えなかったと思うのですが、今回は下蒜山が良く見えてますね。
斎場のトイレをお借りしたのですが、トイレが一人用なので、ちょっと混みあっていました。
犬挟峠から50mも北に行けば県境になっていて、そこから先は倉吉市です。
犬挟峠を8時30分に歩き始めました。
最初はどこにでもあるツボスミレの群生をAさんが丁寧に撮影されています。
それでは私もとばかり、少しだけ撮影しました。(後から、いっぱい出てきました)
オオカメノキも私は今季お初です、
中国地方の山には多いですね。
これは県境歩きで香川の東部の山で見たばかりのフモトスミレです。
この後はあまり見かけませんでした。
ウリカエデの葉と花の芽吹きです。
ウリカエデの春の姿はとても綺麗です。
この地域だとダイセンミツバツツジでしょうか?
ミツバツツジの時期にはまだ早すぎて、咲いている花はあまり見られませんでした。
こちらは逆光ですが、ウリハダカエデの若葉と花序。
ニワトコもまだ花芽の姿でした。
ウグイスカグラは満開・・・
芽吹きが始まったばかりの清々しい林の中を歩いていきます。
前回はガスガスの中の歩きだったので、まるで印象が違いました。
初めての山なので、丁寧に撮影されるため、珍しく最後尾を歩かれているAさん。
この日の朝は寒かったので、Aさんも私も最初はウインドブレーカーを着たまま歩きました。
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