県境歩きで境目~中山峠を歩く、その3、桜やスミレを見ながらのんびり車道歩き
この集落は長野集落という集落のようでしたが、ここからしばらくは川沿いを歩くのだそうです。
川の名は日開谷川と言い、ウイキペディアによると「香川県東かがわ市の南西部の女体山に源を発し、讃岐山脈を横断して徳島県阿波市市場町を南流、同市阿波町南東端で吉野川に合流する。」とあります。
阿讃の県境は阿讃山脈の山の上にあるとばかり思いこんでいたのですが、川が県境になってるなんてねぇ。
↑Kさんのレポを出して、歩くべき道をチエックするRさん
川はもう少し南にあるようです。
南に向かってしばらく歩くと「市場町」と書かれた道標が出てきました。
ここを境にして徳島になるようです。まさに県境ですね。
川べりの道があったので、川に沿って歩いていきます。
この川が日開谷川のようです。
県境は川の南側にあるのですが、道がそちらにはないのだそうです。
↑山を下りてから川べりを歩いたログです。
確かに、山から下ると、県境は日開谷川の右岸沿いを通っているんですね。
この道はへんろ道になっているので、道沿いに昔の道標など残っていて、いわば昔の街道歩きの雰囲気がありますね。
何やら、普通の民家とはちょっと違う建物が現れました。
それにしては建物が小さいけど??
と思ったら、これは白鳥町立の五名小学校、幼稚園の長野分校跡なのでした。
2005年に廃校となったようです。
桜の木がいかにも小学校の雰囲気ですね。
その後も、道沿いのお墓にも桜・・・
古めかしい灯篭と緑に塗られたお堂かな?
↑用水の上に置かれた切幡寺への道標です。
距離が18kmと書かれてあるので、比較的新しい道標のようです。
↑8時50分、国道377号に出ました。
中山峠から境目まで来るのに、車で走ってきた道です。
↑車窓から見えた無人販売所が見えています。
無人販売所へと向かっていると、道端にはツクシがいっぱい・・・
オール100円の販売所のようでした。
安いので買い物したいのはやまやまですが、今から歩くので、買いこむと重いですからぐっと我慢です。
次の目印である、牛小屋が見えてきました。
この歩きはまるでオリエンテーリングのようでした。チエックポイントを通過するのですね。
子供のころ、祖母の家に牛を買っていたことを思い出します。
私は一時期、牛の餌やり当番をしてましたっけ。
道端に今度はキランソウが咲いてました。
可愛いヒメスミレも咲いています。
今度は丁石?
三十三丁と書いています。
大窪寺への距離でしょうか?
次は三十二丁でした。
やっぱり大窪寺?
ヒサカキの花も花盛りなんですね。
↑車道の法面の上に石仏などがまとめておかれています。
道路工事をするときに昔の道沿いにあったものを、ここにまとめたのだと思われます。
車道沿いの桜が綺麗です。
国道377号は車の通行量もまずまずで、事故に遭わないように気をつけなければいけません。
県境歩きでお花見ができるんですねぇ。
この桜は八重桜みたいで、綺麗でした。
桜も種類が多いですね。
この後、川べりへと向かう道があったので、辿ってみました。
県境は川べりにあるので、なるべく忠実に歩こうと心掛けたのです。
↑川に近い田んぼの畔でノジスミレが咲いています。
嬉しいことにアリアケスミレも咲いていました。
私にとっても初見でしたが、Rさんも大喜びでした。
スミレのバックに桜を後ボケで撮影してみました。
イノシシ避けの線が余計ですね。
これは二十九丁の丁石です。
再び377号に戻ってしまいました。
次のポイントは養鶏場なのですが、確か川の向こうにちらっと見えたような気がするんだけどな。
↑川の方へと向かう道があったので、これを歩いてみます。
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