思いがけずも5度目の大江高山へ、その4、いよいよ急登を登るとシハイスミレがお出迎え
迂回路の最後の方も登りにくいところで、ロープがついているせいで何とか登れます。
そして、竹林を通過するといよいよ急登の始まりです。
Rさんと私はこの冬から春にかけては阿讃県境歩きで、笑っちゃうほどの急登を何度も登ったり下ったりしたおかげで、免疫ができて、驚きませんでしたが、最初はこんなところ登れるんだろうか?と思いながら登ったものです。

↑急登が始まったばかりの辺りです。

↑今から登っていく急斜面を見上げます。
最初に登った時から3回目まではロープも着いてませんでしたが、3年前に登った時にはロープが設置されていました。ロープがない時は、ここを登る人は少なかったと思います。

少し登って、ヤブツバキが樹林の中で咲いているのを見渡しました。

スギの落ち葉の中で咲いているトキワイカリソウ。

↑11時4分、見覚えのある場所まで登ってきました。
撮影しそびれましたが、ここは「大砲岩」という道標がある場所で、いつもここで一服しています。
今回もここで水分補給することにしました。ついでに軽いものを食べました。
見上げるとヤマザクラとヤブツバキが咲いていて、ここでヤマザクラが咲いてるのを見たのは初めてかも・・・

いつも休憩を取る場所で咲いている八重のツバキ。
これがもし自生なら珍しいですね。

↑10分ほど休憩した後、再び登っていきます。
頭上には綺麗なヤブツバキが咲いてます。

そして、私たちが急登を登ったご褒美のシハイスミレが待っていてくれました。
今年は特にシハイスミレの数が多かったです。

ミツバツツジも咲いてましたが、この場所でミツバツツジが咲いているのを見たのは初めてでした。

そして嬉しいことに、後ろを歩くRさんが「シュンラン」というので振り返ると、シュンランが綺麗に咲いていたのです。
3月末に登った里山では盗掘されて、シュンランが一株もなくなっていてショックを受けただけに、見られて良かったです。

この後も、まだ急登が待ち構えています。

白い小さなスミレはたぶんコタチツボスミレかなと思います。

急登が終わったかと思いきや、またまた急な斜面になるのです。

その急登を登る私たちを慰めてくれるのはシハイスミレでした。

そして、これも待ちわびていた花…ミスミソウです。
最初に登った14年前には株数がもっと多かったのですが、この尾根では減ったと思います。

ミスミソウの葉っぱはこれでした、

後は気持ちよさそうな道を登っていきます。

葉っぱも少し展開を始めたミツバツツジ。

そしてまたもやシュンランの花

ミスミソウの大株は、見事でした。

トキワイカリソウとミスミソウのツーショットです。

山頂もそう遠くはないという頃、先に登山口を登っていった3人組が後ろにやってきました。
追い越した覚えがないので、「大砲岩をご覧になりにいったのですか?」と尋ねると、やはり行かれたそうです。でも、足場が悪くて、行かなくて良かったですよとのこと。

この辺りもシハイスミレが多いですね。

ようやく急登が終わったようで、気持ちよさそうな歩きになってきました。

とはいえ、まだロープが張ってありました。

クロモジの花もお出迎えしてくれました。
宮城と申します。今年も4月1日から播磨自然高原の山荘でスミレ探しを楽しもうと考えております。この頃播磨自然高原近くでスミレ探しを楽しめる里山などご存知でしたら教えて下さい。宍粟の国見の森公園には行く予定にしております。よろしくお願いします。大江高山のブログ楽しく拝読させていただきました。
投稿: 宮城裕二 | 2024年2月18日 (日) 13:50