4月10日の山歩きでは、その2、リンドウやスミレなど青い花

4月10日の山歩きでは、青い花もいろいろと見られました。

まずは私の大好きなフデリンドウが、たくさん咲いてくれてました。

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フデリンドウは香川の里山でも以前はあちこちで見られた花です。

この山に20年ほど前に登っていた際にも山頂周辺でよく見られ、すれ違う人にわざわざ「フデリンドウが咲いてますよ」と声をかけていたほどでした。それ以後、あまり見かけなくなったと思ったのは、私がこの山に来る時期が少し早かったようです。やはりフデリンドウもサクラが終盤の頃から咲く花なんですね。

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あちこちに種が潜んでいるのか、広い範囲で見られます。

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ホタルカズラもこの前日に歩いた山で見ていましたが、瀬戸内に近い山には多いです。

例年だと、紫雲出山で見ることが大いのですが、今年は桜を見に行ったのでその後にわざわざホタルカズラを見に行くことをしませんでした。

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蛍光色のようなこの色は、どこにあっても見逃すことはありません。

それほど目立つ花ですね。

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まだ初々しいニオイタチツボスミレにも会えました。

葉にはナガバノタチツボスミレのような紫色の葉脈は見られません。

花は色が濃い目で、真ん中の白い部分とのコントラストがはっきりしています。

とはいえ、香りがない個体も結構多いので、悩ましいですね。

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ナガバノタチツボスミレのほうはすでに花も終盤でかなり立ち上がって咲いていました。

茎葉が細長いので、ナガバノタチツボスミレの名があります。

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山頂付近にはスミレも咲いていました。

これも前日の山でも見かけていました。

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シハイスミレはこの山のものはかなり少なくなっていて、久しぶりで見ることができました。

中国地方のシハイスミレは鮮やかな色合いのが多いですが、この山のシハイスミレは花の色も紫色っぽくて地味目です。

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タツナミソウは辛うじて1株だけ咲いているのを見ました。

コバノタツナミは海に近い山に多いですが、葉の鋸歯の違いで見分けるらしいです。

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↑2014年12月撮影のコバノタツナミです。

コバという名の示すように葉が小さく、鋸歯の数も少ないですね。

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↑最後に青い花ではありませんが、この山で初めて咲いているのを見たショウジョウバカマです。

以前から株は見かけていましたが、開花している姿はなかなか見ることができませんでした。

それが2~3年前から、ちょっと違う場所でもショウジョウバカマの葉を見ていたので、今回は咲いているかどうか覗いてみました。

ショウジョウバカマ自体は珍しくもなんともない花ですが、この辺の里山に咲いてくれるというのが嬉しいですね。

コメント

こんにちは。フデリンドウが見つかると嬉しいですね。先月ナガバノタチツボスミレを見つけたと思ったのですが、当地には生育していないようで誤認でした。

多摩NTの住人様、こんばんは。

私は青い花が大好きなので、春のフデリンドウ、秋のアサマリンドウを見つけると
ものすごく嬉しくなります。
ナガバノタチツボスミレは関東には自生してないのですか?
今、いがりさんの「日本のスミレ」を確認したら本州では茨城県以西となってますが
多摩方面には分布してないんですね。
香川では逆に普通のタチツボスミレがほとんど見られず、ナガバノタチツボスミレばかりです。
うまくいかないものですね。

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