山里のひな祭り見物と稼勢山登山、その2、分岐がいくつもあって道標がなければ迷いそう
折角、山道っぽい道を歩いていたのに、峠を越えたらそこは車道なのでした。

↑わきに梅が咲いているのを見ながら、車道を辿っていきます。

↑比較的近い山の中腹にも民家が見えています。

道路法面にイズセンリョウらしき木を見つけました。
暖かいところに多い植物ですから、このあたりならあってもおかしくないですね。
花はまだまだ蕾が固かったです。

かせ山トレッキングコースの道標がありました。
これがないと、進むべき方向がさっぱりわかりません。

↑ここも分岐になっていましたが、上に登るとどうやら墓地のようです。
その後も、家が建っていた形跡も見かけました。
どうやらこの辺りに集落があったのかも・・・

かと思えば、こんな山道を歩くところもあり、いよいよ山道歩きかと思いました。
倒木もあちこちにあって、整備された良いコースとはいいがたいです。

おまけにざれた場所にロープ場・・・・
ロープを伝って登っていくと、またしても車道に出ました。

山道かと思えば、車道に・・・・その繰り返しです。

ここも古い墓地?

こちらは六地蔵で、綺麗なシキミが供えられていました。

もっと歩いていくと、立派な墓地がありました。
コンクリート道があったのは墓地にお参りするためでしょうか?
あとでいろいろ調べたら、以前はこの辺りに集落があったそうですね。
道理で生活道がいっぱいあるはずです。
こういう場所はいちばん迷いやすいです。

↑この道標を頼りに歩いていきます。

墓地の傍なので、植栽されたらしい綺麗な白いツバキが咲いています。

これも墓地の傍なので植えられているらしいシキミの花。

まだまだコンクリート道が続きます。

道端に放棄された車が見えていました。

石積みが見えてきて、かつてはミカンかユズのような柑橘類の畑だったようですね。

こんなものもありました。
そう思ってみると、何かおどろおどろしいです。

道はもう舗装されてないですが、軽トラがとまっていると思ったら、その辺りで山仕事をされている方がいました。「稼勢山に登ってきます」と声をおかけして通過しました。
脚立をロープでスギの幹にくくりつけて枝打ちをされていました。
さすが徳島、標高500m程度の低山でも手入れの行き届いた植林です。

軽トラから50mほど進んだあたりから、今度こそ本格的に山道になってきたようです。

相変わらず倒木があります。
トラバース道も山歩きに慣れている人なら歩けますが、普通のハイキングと思って歩いているとやばい道だと思いました。

倒木をクリアするRさん

今度は小さな沢に橋が架かっていましたが、橋はここだけでした。

まだ葉っぱが青々とした倒木が前方で道をふさいでいました。
これは乗り越えていくと言っても無理っぽいので・・・・

↑下を迂回しました。
それも、石や木の枝が散乱しているので、歩きにくい迂回です。
近年の大雨で、鉄砲水のような水が流れたのだと思います。

ここまで来たら、イズセンリョウに果実がついているのがありました。

なおも進むと、石積みが円形になっていて、これは炭焼き窯の跡のようです。

眼下に山麓の民家が見えています。
展望はあまりない山で、たまに展望があると喜びました。

アカマツとスギの混交林でしょうか。
相変わらず、倒木がところどころにあります。

「出雲神社跡」という矢印が見えました。
時刻は10時37分。
ここはエビス神社跡というのはあるらしいけど、出雲神社跡もあるの??
初めての山はいろいろとわからないことだらけですね。
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