県境歩きで境目~鵜峠を歩く、その4、三角点「上畑山」に寄り道
林道を少しだけ西へと歩いたら、思った通り、展望がありました。
↑虎丸山を撮影したら、すぐに車道から縦走路へと向かいます。
目の前に見えているちょっと高そうな山が今から向かおうとしている三角点のある山なのかも・・・
歩いてきた縦走路へと戻りました。
時刻は12時7分。
車道がすぐ横を通っている場所では縦走路がヤブ化しているところがたまにあるので、ちょっと心配してました。雲辺寺なども車道があるところは尾根道はヤブになってましたから・・・
けれども、この縦走路は、ちゃんと歩ける道だったのでほっとしました。
↑縦走路からも眺めのある場所があって、見えている山はどうやら白鳥アルプスのようです。
突き出た半島は例のランプロファイヤ岩脈のあるところ?
道は次第にきつい登りになってきました。
この辺りになると、林道からもかなり離れてきたようです。
後のRさんもゆっくり登ってきます。
今回の歩きは何しろきつい登りが随所にあるのです。
ようやく登りが緩やかになってきた頃、真っ白なアセビが青空に綺麗です。
ほっと一息つきました。
登りきると、平坦ないい道がついてます。
ツルシキミの蕾も見えていますが、花は4月にならないと咲かないでしょうね。
次第に雰囲気の良い自然林になってきました。
と思ったら、13時23分、「上畑山へ」という道標がありました。
ここが三角点への分岐のようですね。
ヤブか何かで歩きにくかったら行くのはやめようと思っていましたが、何とか歩けそうな感じです。
ザックを置いて、三角点「上畑山」まで行くことにします。
心配していた道は、こんなに歩きやすい道でした。
標高も750mと高くなっているので、イバラなどもほとんどなくて自然林の中を普通に歩いて行けます。
赤テープもありました。
13時31分、三角点「上畑山」到着です。
標高754.7m。
結局、ここがこの日歩いたコースの中での最高地点でした。
↑三角点を撮影したらすぐに分岐に取って返しますが、海が見えていて、その手前に大きな鉄塔が見えています。
でも、その鉄塔がどこの鉄塔なのやら??
分岐の引き返してきて休憩を入れます。
持参していたパイナップルを二人で分けて食べますが、この日はかなりハードな歩きなのでフルーツも結構おいしく感じました。
気温は低めなんですけどね。
ここまで来たら、全コースの半分以上は完全に歩いています。
13時41分、標高750mほどある分岐から下りにかかります。
辺りはケヤキなどもかなり生えていて、雰囲気の良い自然林です。
標高700mを越えると、県境縦走も雰囲気が良くなるものですね。
この日はあまり見なかったけど、いつまででも葉が落ちないので受験生のお守りになっているヤマコウバシ。
オモトもところどころで見かけました。
14時11分、こんな札がありました。
以前は間違って、ここに「上畑山」の表示があったそうですが、撤去したとのことです。
そしてこの場所から、先ほど下りた林道まで下れるようです。
つまり鵜の田尾トンネルに林道経由で歩いて行けるということでしょうか。
エスケープルート?
道沿いには細かい葉をしたウンゼンツツジもありました。
花芽がちゃんと上がってますね。
先ほどの分岐が、一番高いところだったので、あとはおおむね下りということです。
ところが611m小ピークへの登りがまだありました。
前方に見えているのがたぶん611mピークです。
これが地図上では大したことない登りですが、実際は結構な登りでした。
尾根の途中で花つきの良いヤブツバキがあって、花に癒されながらなんとか登りました。
この辺りはきつい登りです。
やれやれ、何とか登り切りました。
611mピークで休憩を取ろうと前もって話していたので、ここで水分補給とエネルギー補給をちょっとします。
この小ピークから↑のような札が吊るされていました。
このときは御所という場所へ行く分岐かと思ったのですが、調べてみると四等三角点「御所」というのがあって、そこへ行く分岐ということのようです。
その下の方が御所温泉になっています。
そして、うわさに聞いていた激下りの場所に、ついにやってきました。
611m小ピークの下りが激下りだったのですね。
振り返ると尻セードで下ろうとしているRさん
あれ?お尻が泥んこになりますが、どうせ車だからまぁ構いませんかね。
私は立木につかまりながらなんとか下りましたが、Rさんも作戦変更のようです。
15時15分、激下りを何とか下り終え、やれやれです。
Rさんももうちょっとでですね。
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