初めての白石島へ、その4、飯野山が見えた
高速船から見えた通り、アップダウンの多い稜線歩きで登ったかと思ったらまた下りです。
それも花崗岩が崩れた滑りやすい砂地なので、滑らないよう注意しながら下ります。
↑最初の方こそ、こんな木の階段になっていますが、これがまた歩きにくい・・・
下っていると、向こうから登り返されているご夫婦とすれ違いました。
「山頂はどんな風ですか?」とお尋ねすると、「展望が良くて、北木島の石切り場が良く見えますよ」とのこと。
奇岩の横を登って行かれるご夫婦。
↑ずりずりと滑り落ちそうな嫌な下りです。
花崗岩が風化しているんですね。
青空にサルトリイバラの赤い実。
もう見ごろは終わってますが・・・
最低鞍部迄下ってきました。
そこは峠になっていて,笠の内採石場への分岐になっていました。
採石場への道は竹林になっています。
今までと趣がえらく違っていました。
「ここは京都?」
でも、私たちは峠を越えて、そのまままっすぐ登りにかかります。
ヤシャブシの緑色の花芽がもう上がってました。
振り返ると、下ってきた坂や鎧岩が見えています。
大きな岩は大玉岩かな?
前方には北木島やその後ろにちょこっと佐柳島も見えてます。
いよいよ山頂目指して最後の登りにかかるワタクシメ
Rさん撮影
振り返ると、海をバックにRさんも登ってきています。
大きな岩の手前に祠が見えます。
このちょっと向こうが山頂でした。
最後は手も使ってよじ登ります。
岩の上に乗っかった岩。
バランスがとれてるのでしょうが、大地震でもあれば崩れるかも?
↑11時31分、どうやら立石山山頂に着いたようです。
この道標が山頂の印?
山頂標識はどこどこ?と探してみると・・・・
道標の根本に可愛く、こんな山頂表示がありました。
立石山はしま山百選に選ばれている山です。
山頂には女性4人組のグループがおられ、かなりしっかり歩く方たちだなと思ったのですが、あとで港でお会いしました。
よく見ると、北木島の向こう側に見慣れた格好の山が・・・・
飯野山ではないですか・・・・その数日前に登ったばかりだったので、これも何かの縁ですね。
北木島の山も低い山なので、標高442mの飯野山は顔を出しているはずです。
感覚としては真南に見えているような気がしましたが、実際は白石島の南東の方角に位置します。
↑北木島は全島これ山というような島でした。
石で有名な島ですよね。
随所に石切り場が見えています。
白石島とは1キロとか2キロしか離れてないようです。
北木島の左肩後ろに佐柳島が見えていたのでズームしました。
佐柳島のてっぺんまで行ったのはもう7年前?8年前?
岡山駅構内のお店で買ってきたわっぱめしはお味も良かったのですが、ザックの中で揺られてしまい、見た目は悪くなってしまいました。
お昼ご飯を食べたら、さて、鎧岩へと向かうことにしましょう。
12時5分ごろ、立石山山頂を後にしました。
ここから分岐までは登ってきた道を引き返します。
登山道の横に滑り落ちてきそうな岩があったので、お弁当を食べてお腹いっぱいになったワタクシメが怪力で滑り落ちてこないように支えました。(^^;)
Rさん撮影
白く見えている坂を今度は登り返すのです。
12時25分、先ほど通った分岐まで引き返してきました。
ここから鎧岩方面に進みます。
分岐から鎧岩までは250mだそうなので、ズームすると鎧岩にいらっしゃる方が見えました。
分岐からはまず丸木の階段を下ります。
12時29分、今度は開龍寺方面への分岐を通過です。
鎧岩に行ったらその後は開龍寺へ行くつもりだったので、ここを下れば良いのですね。
↑12時34分、どうやら鎧岩に着いたようです。
道の両側に岩があって、この二つの岩を鎧岩というのかな?
↑とりあえず、南側にある岩の方が高そうなので登ってみました。
Rさん撮影
眼下に見えているのは島の南側で「烏の口」というところのようです。
その向こうに三角点がある宮ノ鼻も見えています。
三角点には行って見たいけど、この三角点は開龍寺とは方角が反対ですね。
Rさんは北側にある岩の方に登り、港方面を撮影されてます。
↑開龍寺が見えていて、赤い字で書いてますが、この時はすぐ近くだと思ったんですけどね。
↑あんなところにも石のベンチとテーブルが見えています。
竹藪は先ほど通過した峠辺りですね。
展望し終わったら、今度は開龍寺へ向けて出発です。
12時45分、開龍寺への分岐を通過しました。
ここからは下りです。
道はあるのかないのか?
あったのが崩れたのか、とにかく結構な斜面を下っていきました。
コメント