本島で未踏だった小阪山に登る、その1、フェリーの中で思い立って登ることにした
yamapの他の方の記録を拝見していて、1月~2月は私の住んでいる丸亀市内のコミュニティバスとフェリーの料金などが無料なのを知りました。
バスは1月中に利用して飯野山に乗りましたが、船はまだ利用していませんでした。
2月9日は平日の木曜で、天気も良く気温が高くなるとの予報なので、最初は山登りのつもりではなく、最近、カフェなどもできてきて変化がありそうな本島に久しぶりで行って見ようという軽い気持ちでした。
船の時刻は丸亀港を10時40分出航というのが丁度良さそうです。
自転車で港までは5分なので、10時20分頃出発します。荷物は小さな花散策用ザックにお湯だけはテルモスに900ml。食べるものが売ってなかったりすると困るので、カップヌードル一つと、コーヒーセット、おやつを少し入れました。
港に着くとすでに船は入港していて、船に乗ろうとしたら、一応チケットはもらってきて下さいとのこと。
チケット売り場で往復のチケットをもらい乗り込みました。
↑丸亀港を提示に出航すると、船からは早速、今から向かう本島が見えてきます。
天気も良いので、本島の撮影をしていると、本島の小阪山が見えてきました。
途端に思い出しました。
そう、私は本島には山歩きで2度行ってるのですが、この小阪山だけはまだ登ってないのです。
本島を山歩きで行ったのは10年近く前のことですが、当時は小阪山はヤブ山で道もないと思われていて、登るのは私たちでは無理かなという気持ちもありました。
けれども、一座だけ登るのであれば、標高200m程度の低い山なので、少々ヤブでも登れなくはないかなと思えました。
むらむらと登る気がおこってきて、船の中ではスマホであれこれと小阪山の記録を検索して調べました。
すると、いくつか登山記録が出てきました。
そのうちの一つの記録を参考にして登ることに決めました。
↑港から遠ざかるにつれて、飯野山や青ノ山といった山が見えてきます。
西を見ると、高見島。
高見島の山に初めて一人で登ったのは、もう15年ほど前でしょうか。
そのうちに高見島の北側に佐柳島も見えてきました。
佐柳島の最高点にも行きました。
本島のすぐ西側にあるのは広島で(讃岐広島)広島の山にだけはまだ登っていません。
ますます港から遠ざかってくると、善通寺五岳も見えてきました。
東には瀬戸大橋と小鎚島。
さすがにこの前登った男木島や女木島はかすんで見えないようです。
本島に近づくと小阪山がまず見えてきます。
手前に道路が見えているので、あの道路から登るようです。
山頂手前にある鉄塔をズームします。
辺りは岩が多いようですね。
本島の港に近づいてくると天理教の大きな建物が目立ってきて、その後ろに高無坊山が見えています。
高無坊山には前回の本島ですでに登っています。
舩は定刻の11時15分に着きました。
レンタサイクルを借りるかどうするか悩みましたが、自転車を置いた場所に下山しないといけない不自由さを考えて借りるのはやめました。
歩いて、まずは小阪山の山麓の小坂集落方面に向かいます。
あまり歩いている人は見当たらないのですが、背広にネクタイ姿で歩いている男性がいらっしゃったのでお尋ねしたら、郵便局まで歩かれているそうです。
島は交通手段があまりないので、最終的にはどうしても歩きに頼るようになります。
道沿いにジョウビタキの♂がいたので激写しました。
島にはいろいろな野鳥がいますね。
小阪山が見えてきました。
↑暖かいのかもう咲いているツルニチニチソウ。
古い土塀を見かけたので、イヌノフグリが咲いてないかと見てみます。
実は本島では10年近く前にはイヌノフグリをよく見ていて、今回もイヌノフグリが探せたら見てみようというつもりです。
↑前回、イヌノフグリを見た近辺ではホトケノザシカ咲いていません。
この後もイヌノフグリを見つけることはできませんでした。
↑2013年に本島で撮影したイヌノフグリ。
もう本島では絶滅してしまったのでしょうか?
民家の前で見かけたスミレはニオイスミレのようですね。
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