念願だった横峯山から大浜までを歩く、その5、三角点・鴨ノ越を踏んだら大浜へ下る
車道の傍に座り込んで遅いお昼を食べたら、いよいよ最後の三角点を目指して登ります。
時刻は、14時43分。
↑下りてきた斜面の対面辺りにガードレールがついていて、コンクリート道?がついているようです。
しかし、しょっぱなから倒木があって、あまり歩かれている道ではないようですね。
ヤブはそうひどくはなくて、歩くスペースはありました。
ダンチクの繁みの横に踏み跡がありました。
ダンチクは海に近い場所では蔓延っていて、男木島や粟島でもこれが繁ったところがあります。
ダンチクの横を歩いていきます。
今度はササがまばらに生えています。
歩く分には問題ありませんでした。
咲いている花は皆無なので、リュウノヒゲの果実でも撮影します。
ちょっと鬱陶しいと感じる踏み跡ですが、まぁ、何とか歩けます。
14時53分、三角点の場所まで登ってきました。
四等三角点鴨ノ越です。
標高は115.4mです。
傍らの木に〇米さんの点標が見えましたが、書かれてある文字は読めません。
鴨ノ越も三角点を撮影したら、すぐに下ります。
後は大浜まで下るだけですね。
一部、コシダのヤブがありますが、これも人一人が通れました。
西の方角に少し展望が開けた場所があって、島が二つ見えます。
一つは円上島だろうなとは思いましたが、もう一つの大きい島は魚島というそうです。
Uさんに教えていただきました。
この尾根もウバメガシの尾根でした。
そのまま下っていけるのかと思ったら・・・
途中から落ち葉に足が埋もれそうな感じです。
地図を見ると、尾根を逸れて東側に行けば道に出そうなのですが・・・
下の方がヤブになっているようなので、仕方なく尾根に戻って、強引に下ります。
ああでもない、こうでもないと、通れるところを探して下っていくと・・・
ようやく、畑の名残のようなところに下ってきました。
畑は三方をネットで囲んであって、ここもイノシシや野鳥に作物を荒らされるんでしょうね。
畑道のような道を歩いていると、ロウバイの花が綺麗に咲いていて癒されました。
何しろ、今まで何の花も咲いてない山の中を歩いてきたのです。
最後は民家の塀の横をすり抜ける感じです。
15時20分、大浜郵便局の横に出てきました。
後は車道を歩くだけなのですが、尾根を下るころから弱い雨が降ってきています。
この日は雨の予報なんかこれっぽちも出てなかったはずなので、里山歩きだと油断して雨具を持ってきていません。
下りたらちょうど公衆トイレがあったので、まずはトイレをお借りしました。
後はのんびりと旧道を歩いていきます。
振り返ると、先ほどまでいた三角点・鴨ノ越が見えていました。
船越八幡の中を見たかったので、正面ではなく裏の方から船越八幡内に入りました。
↑なかなか立派な神社で、広さもずいぶん広いです。
私はいつも車道を車で走り抜けるだけで、神社の一部しか見てなかったんですね。
↑聖武天皇の時代の始まりと言いますから、古い神社です。
そういえば船越八幡の百々手祭りはTVなども取材していたりして有名な行事ですね。
お参りをした後は、私の車で、博智山登山口までUさんの車を回収に向かいました。
回収が終わっても16時と、里山縦走は早い時間に決着がつくので気が楽ですね。
気にかかっていた稲積山から荘内半島先端までの歩きがこれで全部つながり、長年の宿題が終わってすっきりしました。
心配していたヤブもこの2年間のうちに嘘のように歩きやすくなったのは、最近増えたやマッパーさんたちのおかげかも知れません。
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