山好き花好き２

尾根に出たら途端に展望が開けました。

↑見えているのは南方面で飯野山や城山、番の州の工業地帯などが見えています。

手前の島は牛島のようです。

↑そして、尾根に出ると、今までよりはるかにはっきりとした踏み跡がありました。

これはもう道と言っても良いかもしれません。

やれやれ、これでちょっと楽に歩けそうです。

尾根に出たのは12時58分のことでした。

踏み跡から取りついたのは12時21分のことですから37分で尾根に出た勘定です。

ここまで来たら、紅白の鉄塔も良く見えています。

山頂は鉄塔より奥にあります。

傾斜もほとんどなくて、歩きやすいものですね。

鼻歌交じりで歩けそう・・・

振り返ると、私が取りついた場所より先の岬の突端方面が見えています。

やはりもう少し先まで歩いて尾根伝いに登った方がちゃんとした道らしきものがあったようですが、ここまで来たら、もうどっちでも同じです。

山頂方面に向かっていると、マンリョウの赤い実が見えて、ちょっとほっとしました。

イバラやヤブばかりではねぇ。

そう思っていたら、またまたものすごいツルです。

夏になったら、こんなとこ、絶対に歩けません。

山火事後にいち早く生えてくるというパイオニア植物のタラ。

でも、山火事があってから、もう30年経ってるんですけど・・・・

これはアオツヅラフジで、男木島にもたくさんありました。

あらら・・・・ものすごいヤブで、ここは進めそうにないです。

おまけにイバラもあるし・・・・

仕方なく北に回り込んだら砂地が露出した歩きやすい場所がありました。

山火事で全部焼けたかと思ったら、そうでもなくて、行く手に常緑樹林らしきものも少し見えました。

火事のあとにまた新たに生えてきたかな？

よくわかりません。

そのうちに、瀬戸大橋などが見える場所に出てきました。

どうやら山頂も近そう・・・・

スマホでyamap地図を出して山頂方面に歩いていきました。

13時18分、小阪山山頂に着きました。

三等三角点「大谷」だそうです。

↑山頂からは瀬戸大橋方面の眺めだけが見えています。

勿論、ここでお昼ご飯にします。

ヤブを登ってきたおかげで汗だくもいいところです。

↑途中、移動販売車でgetしたばら寿司が今日のお昼。

自宅からはカップ麺とお湯は持ってきてましたが、この暑さでは暑いカップ麺はつらかったので、ほんとに救われました。

飲み物は冷たいお茶がいいけど、贅沢は言えません。

ちょっと甘ったるいけど、冷たいカルピスです。

食べながらも下山ルートを考えて、ネット検索しました。

すると、どこかの記録で、生ノ浜方面に下って夫婦倉を見たという記録があったので、これだと思いました。

登ってきたヤブを下るのは気が進まないし、夫婦倉はまだ見たことがなかったので、生ノ浜方面に下るのがベストですね。

そうと決まれば、出発です。

13時40分、下山開始です。

この時間では、もう14時台の船には間に合いそうもないので、17時台の船ですね。

↑山頂から少し北へと歩いたところで、適当に西に向かって下っていきました。

少し下っただけで、土留めのネットが見えてきました。

これはその前に歩いた横峯山で見かけたもので、どうやら土が落ちないように張られているらしいです。

この後もたくさん見ました。

ということは、このネットを張った人が歩いた踏み跡が少しはあるということかなぁ？

↑オニシダの生えたところはまずいので、歩けるところを探して右にったり左に入ったり・・・

下山のルートはあまり岩は多くなかったですが、たまには岩もあります。

広島が見えているので、西に向かっているのは間違いない。

立木があれば、何とか立ち木につかまって下ります。

たぶん、雨が降ったら水の流れ道になると思われるところも、下りやすければ下ります。

↑こういうところは一番楽ですね。

結構、広範囲にわたって張られていたネット。

たぶん大雨が降って、岩も少し流されているような？

コシダのヤブのパスします。

こういうところは絶対無理なので、回り込みます。

ようやく竹林らしきところまで下ってきました。

私の経験では竹林になったら、ほぼ山すそに下ってきたと言えます。

この日お初の赤テープらしきのも見えてきました。

↑畑の名残なのかウメの花も咲いています。

もうほぼ下ってきました。

ガードレールが見えてきました。

14時30分ちょうどに、車道迄下ってきました。

下山には50分かかりました。

右を見ると、生ノ浜方面です。

生ノ浜の少し手前に下ってきたようです。

↑下ってきた場所を振り返ります。

我ながら丁度いいところに下ってきましたね。