県境歩きで東山峠~登尾山~猪鼻峠、その2、ヤドリギの実そして鉄塔の下で初めての休憩
小屋の横を通過すると、あとは緩やかな道になります。
ところどころでミニ札所も出てきて、あまり退屈しません。
トップを歩かれるAさんが、木々の少ないところを展望を探されているようです。
阿讃の県境はだいたいが見晴らしの良い場所が少ないのですが、そんな中、「あれが登尾山かな」との声が・・・
私たちも慌てて行って見ると・・・・
↑鉄塔があるので地図を見ると、確かに登尾山周辺には鉄塔があるので間違いないようです。
高さ的にもそのぐらいの高さですね。
今日は標高にして700m~900mぐらいの稜線を上ったり下ったりするようです。
↑オレンジ色の果実。
丁度前日にメジロの画像を撮るのにデジタルテレコンを使っていたので、ヤドリギもデジタルテレコンを使用して引き寄せて撮影しました。
同じ木に着生しているヤドリギの別の株は白っぽい実をつけているようです。
↑これがヤドリギの白っぽい実
検索すると、オレンジ色の実はアカミヤドリギと言って珍しいそうですが、私はどちらかというと赤い実の方をよく見ています。
↑9時16分、最初の三角点を通過しました。
点名は常重だそうです。
前回の東讃の県境では点名を書いてくれてありましたが、ここは点名の表記はありませんでした。
↑勘違いだったようで、これは三角点ではなかったようです。
三角点のすぐ後に、ミニ札所がありました。
ここは種間寺でAさんのお宅から最寄りの札所なのだそうです。
私たちが歩いてきたのとは別の道がこの札所まで通じており、これがお参り用の道なのかもしれません。
この辺りはずっと緩やかなアップダウンで、こんな道ならいくらでも歩けそうです。
5分ほどで、次の札所を通過しました。
9時24分、「仲南」と書かれた分岐の道標がありました。
地図を見ると尾瀬山の南側にある林道へと下っていく道のようです。
確かに仲南へ下る道ですね。
で、この辺りが813mピーク通過だったようです。
後は813mピークを緩やかに下っていきます。
雪がまだらに残っていて、まるで春山のような雰囲気・・・・
↑9時27分、北側の展望が少しありました。
見えているのは善通寺の市街地や多度津の工場などのようです。
善通寺の櫛梨山らしき山や丸亀の城山らしきものも肉眼では見えていました。
この辺りは私がよく車で走っている界隈ですから、眺めるとだいたいわかります。
前方に鉄塔が見えてきたので、登尾山もそう遠くはなさそうですね。
雪もさほどないので、下りやすい道です。
何かの花芽がもうこんなに膨らんで・・・
32番札所を通過します。
このぐらいの雪なら雪上歩行も童心に帰れて楽しいかも
31番札所の竹林寺
これが私たちが見た最後の札所のようでした。
9時32分、鉄塔保線路の指標が出てきました。
ここからは保線路を歩くことになるようです。
道沿いには鮮やかなツルシキミの実。
頭上にはアセビの蕾も見えてきました。
徳島側に見えているのは矢筈山方面かなぁ?
最初の鉄塔が見えてきました。
今度はツルシキミの花の蕾です。
日当たりの良さそうな場所に手塔が見えてきたので、ここで休憩することにします。
時刻は9時46分。
歩き始めてからもう1時間半経っています。
鉄塔手前は雪が少し残っていますが、鉄塔の下は枯れ草でお日様も当たってぽかぽかです。
行動食も少しいただきました。
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