県境歩きで東山峠~登尾山~猪鼻峠、その1、今回は3人で東山峠から出発

大川山から西はほとんど歩きつくした県境歩きですが、訳があって東山峠~猪鼻峠間は残してありました。

というのは、1年ほど前から東山峠~猪鼻峠間にある登尾山に行くときは誘ってくださいと高知の山仲間のAさんに頼まれていたのです。なんでも登尾山には以前に登られているそうですが、登尾山~猪鼻峠間を歩かれていないのだそうです。

そこで去年の11月辺りから計画はしていたのですが、なかなか3人の都合が合わず、都合が合ったと思ったら天気が今一つというようなことがあったりで、年内に実現しませんでした。

それが1月初めの三連休にようやく都合も合い、天気もまずまずで実現する運びとなりました。

最初は1月8日で予定していましたが、9日の方が天気がいいようなので9日にしました。

この区間は登山口の標高が結構高いので、ノーマルタイヤの私の車ではデポが難しく、冬道を走れるAさんが参加してくださるのはそういう意味で私たちもとてもありがたいです。集合は財田の道の駅に7時と決まりました。

財田の道の駅は冬場でも時々行きますが、ここまでなら私の車でもよほどのことがない限り入れます。

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↑話には良く聞いていた箸蔵街道沿いにある二軒茶屋で寛がれるAさんとRさん。

この界隈は阿讃の交通の要所として昔は栄えていた場所だそうです。

さて、当日の1月9日は自宅を出た時は気温5℃でしたが、財田辺りは0℃のところもあり、下りは特にゆっくりと走り、道の駅に到着しました。三連休の天気の良い日とあって道の駅は7時でもかなりの車で賑わっていました。

邪魔にならないように上の駐車場に私の車を駐車したら、RさんとAさんの車でまずは旧猪鼻トンネルに向かいます。去年,猪鼻峠~六地蔵越を歩いた時にデポしたのと同じ、トンネルの香川側入り口手前にある旧道の入り靴付近の広い路肩にRさんの車をデポします。

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↑下山時に撮影した画像ですが、トンネル手前の路肩に駐車したデポ車です。

この以前の国道32号も新猪鼻トンネルが開通してから通る車もほとんどありません。

ここからはAさんの車に乗り合わせて東山峠に向かいますが、Rさんの運転用の靴をデポ車に置いておくためにRさんは登山靴に履き替えました。ここで履き替えておかないと、登山靴で運転するようなことになるのです。

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↑これも車の回収時に撮影した画像ですが、東山峠に到着したのは8時ぐらいでしょうか。

ほかには車がなく、この日も人には会いそうもないですね。

山登り用の準備を済ませます。

要らないとは思いましたが一応軽アイゼンをザックに入れておきます。

スパッツと傘はザックから出しました。

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東山峠を出発したのは8時10分です。

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東山峠から東へと歩いた時は緩やかな登りですぐに稜線に出たのに、西側へと向かう道はいきなりの急登です。前回の大山への登りより葉ちょっとましという感じでしょうか。

喘ぎながら100mほどは登ったようです。

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ツルリンドウの真っ赤な果実などに慰められながら急登を登ります。

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10分ほど登ったら、少しはましになってきました。

やれやれ・・・道沿いにはここもヤマザクラの木が多いですね。

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久々に見る「阿讃縦走コース」の札・・・・

この札は東讃の山ではあまり見ませんでした。

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雪がところでてきました。

振り返ると緩やかな縦走路を登ってくるRさん

ここは普通の登りという感じです。

結局、この日を通していちばんきつい登りはしょっぱなの登りでした。

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続いて、勤労者山岳連盟の「讃岐山脈ロングトレイル縦走路」のかまぼこ板みたいな札・・・

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徳島側の稜線からちょっと下に林道が見えてきました。

阿讃国境沿いはほんとに林道が多いです。

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8時48分、辺りが少し開けてきたと思ったら、小屋が見えてきました。

前日に、このコースの予習を少しだけしていたのですが、この小屋のことが書いてありました。

もう使われてない古い小屋なのかと勝手に想像してましたが、そんなことはなく、まだ綺麗な小屋です。

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薪ストーブがあるのか7エントツが見えてますが、エントツもまだピカピカです。

使用しているんでしょうね。

屋根に10センチぐらいの積雪があって、これは年末に降った雪のようです。

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小屋と一緒にバスも置いてあると書いてあったのですが、なるほどバスが2台置いてありました。

これはまだ走れる間に、ここまで走らせて持ってきたんでしょうね。

何のため?小屋代わり?

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小屋から2分も行かないうちに今度はミニ札所のようなものがありました。

これも前日に眺めた記録に記載がありました。

38番札所で、ここから西へと進むにつれ番号が若くなっていきましたので、私たちは逆うちしていたようです。

それも途中でみえなくなりましたが・・

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道はほとんど平坦な道になってきて、最初の登りが嘘のように楽です。

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相変わらず徳島側に林道があります。

ミニ札所はこの林道に沿って祀られてるのかも?

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行く手をアカマツの倒木が遮っていますが、ちゃんとう回路がありました。

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