初めての男木島へ、その2、ジイの穴とタンク岩へ寄り道
道標の近くには地図があったので、眺めてみました。

↑この地図にはコミ山も記載があるけど、コミ山への道の記載はないですね。
ともかく、ここからジイの穴やタンク岩に行けそうなので行って見ることにしました。
灯台へはタンク岩から下ったら良さそうです。

↑yamapの記録です。

↑ログはこちらです。

分岐のところからは木製の階段がついていました。
この道は整備されているようです。
9時半に階段を上り始めました。

登りだしたとたん、ヤブコウジの赤い実。
今まで季節外れの花を見てましたが、ヤブコウジは唯一、今の時期らしいものを見たという気がしました。

階段から一歩離れると、かなり荒れていて、用水が見えていますがこれもいろいろなものが繁ってますね。

↑こちらは方角は違いますが、道らしきものがありました。
石積みがあるので、元は段々畑か何かだったと思います。

私たちが登るのはこの階段です。

こんなところにヒノキの植林がありました。

↑9時42分、登り切ったら分岐がありました。
ここを左に行けばタンク岩。
私たちはここを右に行き、ジイの穴へと行きます。

展望台と書いてあった通り、海が良く見えます。
眼下に大きなタンカーが2隻も通りがかりました。
天気が良ければ絶景ですね。

ここが展望台です。
展望台の奥から踏み跡があるようです。
yamapの地図ではここからコミ山に登山道があるようですね。
ということは、いったん、灯台に行った後はここまで戻ってくることになりそうです。

ジイの穴の方は手前から入り口があるようです。
でも、頭上をツルが生い茂っていて、慣れない人はこんなところを行く気にはなれないかもしれません。

↑これがジイの穴。
10人ほどが中に入れそうでした。
女木島で退治された鬼の仲間がここに逃げてきたとか・・・
直ぐに引き返し、分岐迄戻ったら、今度はタンク岩を目指します。

↑途中で見かけた第一水仙郷。
まだ咲き始めでしたが、2月には見ごろになるでしょう。

サルトリイバラの実はもう終盤です。

Rさんが見つけてくれたツチグリ。

道は登りに差し掛かりましたが、道の両側に水仙が植えられています。
道沿いにずーっと植えられていて、これが全部咲いたら見事でしょうね。

10時16分、タンク岩への分岐迄やってきました。

タンク岩の説明です。
柱状節理のことだったんですね。

前方をRさんが進んでいます。

↑確かに柱状節理ではがれた石がごろごろしています。
これを岩海というのですね。

岩ごろごろの中にサネカズラが生えていて果実をたくさんつけています。
こんなところでよくもまぁ、生きながらえているものですね。
絡む木がないので、岩の上をのたくっています。

朝まで雨が降っていたのか石が濡れていて足を置くと滑りそうです。
おまけに今日はストックではなく金剛杖なので、ちょっと歩きにくいです。
Rさんの前方に見えている突き出した岩がタンク岩のようですね。

ここはサネカズラだけでなく、アオツヅラフジもやたら多かったです。
それとシナアブラギリの木も1株ありました。

タンク岩は手前まで行きましたが、この辺から引き返しました。

取って返すと、目の前に特徴のある島の山。
あれは小豆島の山かなぁ?

最後に、玄武岩の柱状節理がはがれた石がごろごろしているのを振り返ってみました。
男木島に石積みが多いのは、この石がいくらでもあったからでしょうね。

10時33分、灯台への分岐まで戻ってきました。
後は灯台へと下るだけです。
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