山好き花好き２

1月の第3週末は日曜日がまずまずの予報になっていました。

でも、当初は晴れ時々曇りぐらいだったのですが、前回は島歩きだったので、久々に雪の山へでもということでＲさんから「剣山はどうですか？」というラインをもらいました。もちろん、大賛成です。

ただ、冷え込みが厳しそうなので、去年、塔が丸に行った時と同じく、集合場所をＲさんのご自宅から最寄りの某所にしてもらいました。私の車で阿讃山脈の三頭越や塩江を越えるのはちょっと厳しいのです。7時に集合だったのですが、去年はスムーズに行けたのに7時前はまだ薄暗かったからか、手前で右折したためちょっと手間取りましたが、何とか集合時刻には間に合いました。装備は一応、10本爪アイゼン、軽アイゼン、ワカンなど持参します。この日は前日の天くらの登山指数はAだったのですが、山では風速９ｍの毛是があるようなので、それだけを心配していました。

この日は高速高松道でも0℃丁度、Ｒさんの車に乗り塩江を越し峠を走っていると−3℃とか−4℃という気温です。かなり冷え込んだようですね。けれでも、風は特にないようです。

↑画像は剣山から眺める次郎笈です。

この一年間で剣山には3度来ていて、3度とも素晴らしく天気に恵まれました。

特にこの日は朝から夕方まで雲一つないというピーカンで、冬の山でこういう日は珍しいですね。

大学時代の北八つで一年の時は−20℃という寒さにものすごくつらかったのですが、翌年は良く晴れて冬の山はこれほどまでに天候に左右されるのかと思い知りましたが、今回は久々に天候に恵まれた雪の山でした。

さて、峠を越えて徳島に入り、吉野川への坂を下っていると目の前に神々しい山なみが見えてきました。

↑春にもここを走ったことがあって、見えているのは剣山方面かなとその時は思ったのですが、今回は形がちょっと違うように思いました。そのうちどこが見えているのか調べてみたいです。

吉野川を渡ったら、あとは貞光目指して東へと走ります。

貞光からは勝手知ったる438号ですが、去年は雪が多かったけど、今年はどうでしょうか？

結局、去年よりは雪が少なく（今はまた積もってるでしょうね）第一ヘアピン,第二ヘアピンもあまりなくて、その後から雪が出てきました。

↑ラフォーレ剣山を越えたら、陽射しがきついからか雪はところどころにしか残ってちませんが凍っているようです。

途中で次郎笈の雄姿をスマホでパチリ。

見ノ越に着いたのは9時半ごろだったでしょうか。

駐車場はそれほど車が多くなく、一階部分に駐車することができました。

例のごとく、スパッツなどをつけるので、冬の山は支度に手間取ります。

Rさんは最初からアイゼンを装着していますが、私は最初はアイゼンをつけずに登っていきました。

↑神社の石段は雪はありません。

登る前に神社で無事の登山を祈りました。

神社からすぐに、三嶺方面が見えてるんですね。

知りませんでした。

木々の葉が邪魔をしない今頃だからこそ気づいたのかも・・・

ここからだと白髪山も見えているようです。山頂からは白髪山が見えませんけどね。

この辺で温度計があったので、温度を確認すると−7度ぐらいでした。

風がないので体感的にはもっと高いのかと思いました。

リフトのところの小さなトンネル付近も雪は少なめです。

年末はかなり降ったようですが、その後、暖かい日が続いたので、溶けたんでしょうね。

岩が出てきたのと、陽射しが出てきたのとで、途中、アイゼンを装着し、ついでにサングラスも出しました。

この岩場迄くれば西島まであとちょっとです。

岩場を過ぎると、いきなりという感じで、山頂方面や小屋が見えてきます。

北斜面は霧氷がばりばりに着いているようです。

二人で歓声を上げました。

何やら針葉樹みたいな木にも霧氷がついてますがあれは？

後でわかったのですが、どうやら落葉したカラマツに霧氷が着いていたようです。

次郎笈が一瞬、顔をのぞかせます。

西島辺りも霧氷がすごいようです。

青空だと霧氷ができず、霧氷ができている日は青空が出てくれないというジレンマに3年前から悩まされていたのですが、ようやく青空と霧氷が両立した日に来れました。

いつもは私の方が撮影枚数がかなり多いと思いますが、この日はRさんもあちこちで熱心に撮影されてました。

念願の青空に霧氷です。

この辺りは強風が吹き下ろすのか、木々がたなびいていますね。

今年は雪の少なそうな塔ノ丸や矢筈方面をバックにRさん。

青空に真っ白な霧氷はほんとに久しぶりです。

これが見たかったんですよね。