初めての男木島へ、その6、おまけの豊玉姫神社を見学して帰りはプチ新年会
こんな快適な道があると知っていたら、こちらから登れば楽勝でしたね。
でも、それがわかってないのが歩きの楽しさでしょうか。
↑ヤブではない快適な道を下っていると、眼下に港が見えてきました。
赤い船は以前、女木島や男木島へ運航していた船のようで、朝も見えましたからずっとここに係留されているようです。
↑最初はここを通るのかと思ってぎょっとしました。
これはたぶんダンチクという植物で海岸ではよく見かけるススキのお化けみたいなものですが、どうやらこの下はイノシシの道と化しているようで、人間が通る道はその横にちゃんとありました。
振り返ると、先ほどヤブ漕ぎしてたどり着いた鉄塔が見えています。
横に見えているネットは畑で、周囲は勿論のこと、上からは野鳥が襲来するのか、どこもかしこもネットで覆ってありました。
下り道でキケマンの株を発見。
キケマンは荘内半島でもよく見かけますが、海の近くを好んで生えるようです。
間もなく墓地に下ってきました。
墓地の背後の山がデン山というらしいです。
墓地へ下った2分後には港に着きました。
時刻は15時36分。
池に浮かんでいるような建物が待合所で、これは瀬戸芸以降に建てられたようです。
待合所のトイレをお借りした後、ベンチにザックを置いて、豊玉姫神社へ行くことにしました。
港の正面に見えている鳥居が豊玉姫神社の鳥居のようです。
この辺りが男木島の中心部のようでした。
細い石段を登っていくと、古い家が取り壊された跡地に、黄水仙が艶やかに咲いていました。
その向かいの民家ではロウバイが一枝身を乗り出すようにして花を咲かせています。
私は自宅でさんざん眺めているロウバイですが、Rさんは今季お初だそうで、熱心に撮影されてました。
石段の両側には見事な石積み。
島の道はどこもこんな狭い路地が多いですね。
↑手作りみたいな看板がありました。
↑こののれんのかかったお店でカフェか何かかな?
瀬戸芸の観光客相手のお店がこんな過疎の島にもできているんですね。
勿論、一般のお宅もたくさんあって、「ここは民家なので立ち入り禁止」みたいな張り紙をいっぱい見ました。
↑朝方、港でも見かけた猫がにゃーにゃー鳴きながら近づいてきました。
人懐っこい猫です。
↑もう50mほどは登ったと思うのですが、最後の階段を上ります。
登りきると、眼下に先ほど登っていたミ山などが見えました。
ここ豊玉姫神社は標高50mほどのところにあり、ここから上を目指せばズッコ山にも行けるようです。
↑豊玉姫神社の由来などを書いた説明板。
先ほどお参りした加茂神社は山幸彦を祀っているんですね。
神社にお参りした後は裏参道だと思われる車道を下りました。
まだ咲いていた琉球アサガオです。
16時3分、再び、港まで下ってきたら、ザックを置いたベンチの上で猫が寝そべっていて、私たちの姿を見たら慌てて逃げていきました。
その後はミカンを食べたりして、のんびりと船を待ちました(待合所の中は飲食禁止なので、外で食べました)
↑17時前に船がやってきて、ようやく船に乗り込みました。
結局、朝から夕方まで島でよく遊びました。
港からもすぐそこに見えているデン山とミ山。
船に乗り込んだら、高さがあるので、ズッコ山の奥にコミ山が見えました。
高さはコミ山の方が高いけど、ズッコ山の方が島のあちこちからは良く見えます。
高松港に着くころにはすっかり暗くなっていました。
暗くなったおかげで、Rさんに誘われて高松駅2階のお寿司屋さんでお酒を頂けました。
電車と船を乗り継いだ1日だったので、お酒を飲めますね。
車ではこうはいきません。
ちょうど1月だったし、今期は忘年会も新年会もできなかったので、二人だけでプチ新年会となりました。
この前から順調に歩いて山頂や三角点をgetできているので、たまにはささやかな祝宴を上げても許されることでしょう。(^^;)
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