大ブナの道を歩く・…槍戸アルプス縦走、その5、高城山が見えた
イタドリのブッシュを越えてからちょっと歩くと、周囲にブナの大木が出てきました。
↑大ブナとRさん
↑風格のあるブナの幹
相当な古木なんでしょうね。
見渡せるところに生えている木はほとんどがブナでした。
中に、ウリハダカエデも1株見えてますが、申し訳程度です。
ブナの間を縫って歩くのですが、倒木もかなりあってまたもや障害物競走になってきました。
北側にもブナがあって、その向こうに次郎笈や剣山などが見えていますが、実際はこちらと剣山の間には深い谷があります。
まるで白骨のように見える木々の残骸・・・
向こうの稜線が素晴らしいだけにちぐはぐな印象を受けます。
↑半分以上は朽ちた木なんですね。
この辺りはまだ生きている木が多くてほっとします。
まだ下っていくようです。
下り切ったところに「北川峠」という道標がかかっていました。
峠というからには昔はここを人が往来していたようですが、こんな山奥を人が往来していたとは今ではちょっと考えられないような・・・・それほどの山深い場所です。
11時51分、縦走路上の二つ目のピークである久井谷山に到着しました。
ここにきてまたまたイタドリのブッシュです。
お腹が空いたので虫抑えに、ちょっとしたものを食べました。
何しろ、朝早くから動いてますから、もうお昼にしたいぐらいのところです。
写真を撮っただけで、そそくさと山頂を後にします。
↑先ほどまでブナ林を歩いていたのに、この久井谷山はイタドリの山で、ブナが1株あるきりです。
山頂からはまたまたイタドリのヤブを漕いで下ります。
けれども、よく見ると、山頂から迂回してイタドリの生えてないところに道らしきものが見えていました。
樹林の間から、いきなり次郎笈の頭が見えています。
この木はヤマザクラ?
エントツ山さんのオレンジ色のザックが良く目立って助かります。
目指す方向にちょっと高い山が見えていて、あれが次のピークの折宇谷山かなぁ?と思いながら歩きます。
少し歩くと見晴らしの良い場所に出ました。
ガスが取れたので北東方向奥に見えていた山がやっぱり高城山だということがわかりました。
手前の山は天神丸のようです。
望遠レンズでズームすると、高城山の山頂にあるレーダードームが見えているから間違い様がありません。
高城山の山腹についているスーパー林道も数年前に歩きましたしね。
↑高城山方面を撮影されるAさん。
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