大ブナの道を歩く…槍戸アルプス縦走、その4、鈴なりのマユミとイタドリのブッシュ

前を歩かれるエントツ山さんとAさんが縦走路を外れて、下の方に行かれたので、どうしたのかと思ったら・・・・

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↑赤い実が鈴なりの素晴らしいマユミの木がありました。

このルートは色のついた花は望めないルートですが、こんなに素晴らしいマユミの実が花の代わりに艶やかな彩りを見せてくれました。

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絶好の被写体に大喜びのお二人。

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バックにブナの黄葉を入れてみました。

ある意味、花よりも派手ですね。

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登山道に復帰すると、その辺りにはベンチ迄置かれています。

ここが「池の休憩所」という場所らしいです。千手ブナの手前に道標に書かれていました。

エントツ山さんのお話では、昔はこの場所に池があったようです。

その名残なのか、苔のようなものも生えています。

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↑三角点もありました。

点名は「くるめ」というそうです。

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縦走路の傍らにえらく根が浮いた木があります。

どうしてまたこんな生え方になってしまったのか??

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浮いた根の下をくぐるAさん・・・

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近くにはやはり岩に着生した木があって、その左手の遠くに格好の良い山なみが見えます。

位置から考えると、あれは高城山とか高丸山かな?

後で、ガスが晴れて、ドームが確認できたので、やはり高城山で間違いなかったようです。

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荒涼とした雰囲気の場所に、ちょっとそぐわない感じで綺麗に紅葉したカエデがありました。

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シカが入った場所はなぜかこういう草が生えていて、荒涼とした感じです。

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目の前に小高い山が見えてきて、あれが縦走路上の一つ目のピークかな?

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ダケカンバの尾根を登ります。

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Rさんは今から歩くであろう山なみを撮影中です。

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木も生えてないむき出しの地面になぜか苔が生えていて不思議です。

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振り返ると、三嶺や塔ノ丸が見えてきました。

三嶺はここからだと遠いんですね。

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10時55分、新九郎山を除いて縦走路上の最初のピークである「不入山」に着きました。

山頂表示は次郎笈や剣山をバックにして立てられています。

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これから歩く山なみが見えてますね。

規模は違うけど、双六から眺める槍を思い出しました。

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振り返って西側には斜面がざれていしまっている新九郎山が見えています。

先ほど登ったばかりの新九郎山ですが、東から見ると怖いほどざれてますね。

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11時7分、次のピークである久井谷山を目指して出発です。

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下り始めは落葉した木々を眺めながらだったのですが・・・・

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すぐにこんな藪に変わってしまいました。

このヤブ、何だと思われますか??

なんと、これ、イタドリのヤブだったのです。

イタドリのヤブなんて、生まれて初めて歩きました。

シカもイタドリは食べないんでしょうかね。

丁度、顔の高さぐらいまでの草丈で、枝が顔に当たって痛いです。

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ようやく、イタドリヤブが少しマシになってきました。

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5分間、イタドリのヤブを漕いで歩いた勘定でした。

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尖った山が折宇谷山でしょうか。

まだあそこまでは距離がありそうですね。

コメント

こんにちは。みごとなマユミですね。浮いた根の下に岩や泥などがあり長い年月の間に流れてしまったのでしょうかね。

多摩NTの住人様、こんばんは。

マユミは石鎚山系でもたまに見ますが、剣山系など徳島の山には多いです。
それでもこれだけ実のよくついたマユミは初めて見ましたよ。
我が家にも大実マユミというのを植えてますが、今年もたった3つぐらいしか
実がなっていません。日当たりのよさが関係あるんでしょうね。

根の浮いた木は、この時同行された方もやはり、もともとは石を抱ていたんだろうねと
仰ってました。憶測ですが、シカが入った場所はササなどがなくなり土の保水力が
なくなってしまったようで、土なども流れて行ったのかもしれません。

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