大ブナの道を歩く…槍戸アルプス縦走、その1、半月ぶりの奥槍戸山の家へ
10月の最終週末は二日続けての晴れ模様という予報が出ました。
そろそろ権田山行きのお誘いがあるかなぁ?と思っていたら、Aさんから連絡があありました。連絡を頂く前にエントツ山さんにも連絡されたようで、エントツ山さんが参加されることになったそうで、おまけに前日に車のデポをしてくださるそうです。それは願ったりかなったりだけど、エントツ山さんには申し訳ないなぁという気持ちもありました。なぜってエントツ山さんはすでに私たちが歩こうとしているルートはすでに数年前に歩かれているのです。なので今回は私たちのアシストをしようという立場で山行に臨んでくださったようです。
いよいよとなれば、私たちも前泊して山行に臨まなければと思っていたのですが、おかげで早起きしたら、当日出発でもなんとか間に合しそうです。
Aさんからは南国に6時集合という連絡がありました。半月前の剣山~次郎笈の時よりも1時間早い集合です。私もRさんも久々に3時台起床ですね。
目指す権田山(権田山)手前の大ブナです。
歩いた稜線はあちこちに大きなブナが見られました。
さて、当日10月30日は丸亀を4時半出発です。Rさんの車でまずは南国を目指しました。南国からは前回同様Aさんの車に乗せていただきます。今回は時間が早いので、道の駅にも寄り道できません。お昼ご飯はすでに丸亀のコンビニで調達してあります。
まだ暗い南国を出てノンストップで高ノ瀬狭まで走ってきたら、高ノ瀬狭は朝日が当たっていました。
↑車を停めて朝日の当たる高ノ瀬狭を撮影します。
ついでに、その周辺の散策を少しだけ・・・
半月前には蕾だったシマカンギクが咲いていました。
↑葉っぱの形が違うシマカンギクも咲いていました。
これはツルギカンギクに近いようでした。
同じ黄色いキク科の花でヤクシソウも咲いています。
この時期になると高山は咲いている花はないと考えた方がいいので、この日はこれが花の見納めですね。
↑今年初見のノブドウの果実も見られました。
Aさんが、「こんなところから次郎笈が見えたかなぁ?」と。
確かに2週間前にはもっと上の方まで行かないと次郎笈は見えないと思いましたが、実際はこんな下の方から見えるものなんですね。
車が走っているのはまだまだ谷筋なので、せっかくの紅葉ですが陽射しがありません。
ようやく日の射すところまで登ってきました。
剣山系の稜線が見える場所ですが、ここのサクラが真っ赤に染まっていたので、ちょっとだけ撮影します。
車から出た途端、冷たい風が吹いていて、思わず去年の白髪山~三嶺を歩いた日の寒かったことを思い出しました。予報ではそれほど風がある予報ではないようですが・・・
この日はさすがの暑がりの私でも長袖ウエアを着込んできています。
↑私と同じく暑がりのRさんも「寒い」と首をすくめていました。
↑7時48分には奥槍戸の山の家に着きました。
前回は山の家を撮影しそびれたので、今回は先に撮影しておきました。
山の家の上の方にはダケカンバの冬枯れ状態が見えています。
東側の駐車場に車を停めたらエントツ山さんが出迎えてくださいました。
車の手前に休憩所みたいな建物が建っていて、昨夜はこの下にテントを張ったそうです。
↑エントツ山さんが皆にドリップコーヒーを淹れてくださいました。
出発前にコーヒーなんて、初めてですね。
エントツ山さんは前日の昼過ぎに、権田山の登山口に車をデポしてくださったそうです。
ここまでは積んできた電動自転車で来られたとか・・・
とはいえ、山奥なので夜はネットも通じなくて、ずいぶん退屈されたらしいです。
8時10分、「遊歩道登山口」と書かれた登山口から登り始めます。
登山口にはこの前も見かけたモリイバラの赤い実や・・・
マユミの赤い実も見られました。
マユミはエントツ山さんがテントを張られたというきゅけい所の建物のすぐ裏に生えていたものです。
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