スーパー林道から登る剣山と次郎笈、その2、リンドウを眺めながら稜線へ
登山口辺りでAさんが追い付いてこられたので、先に行っていただくことにしました。
歩く速さが全然違うので、先に行っていただいた方がこちらも気が楽です。
↑登山口から少し歩いたところで次郎笈の姿が見えるところがありました。
手前にうっすら紅葉した木々が見えていい感じ・・・・
でも、この日はこの後、もっとすごい光景がずっと見られたのでした。
この山域はシカが多いので、山も荒れているのかと思ったら、思いのほか綺麗な森の中を登っていきます。
早朝に登られて早くも下山される方もいらっしゃいました。
↑上を見上げると稜線も近いようですが、ここを直登せずに東へとトラバース気味に道がついています。
↑私の数十メートル手前を歩かれるIさん。
トップを歩いているはずのAさんの姿はもう見えません。
雰囲気の良い自然林の中を登ります。
ずっとトラバースするのかと思ったら、ここで折り返していました。
ここから先は笹原の中に樹林です。
笹原が出てきたと思ったら、綺麗な色のリンドウが咲いていて、嬉しくなりました。
稜線迄もうちょっとのようですね。
新九郎山ともう高さが変わらなくなりました。
そして、次郎笈が東にそびえています。
こちらからの姿を近くから眺めるのは初めてなのです。
足元のリンドウも美しいので、愛でつつ歩きます。
前を歩くIさんはまさに稜線に出ようとするところです。
何とも気持ちの良い光景です。
↑稜線で待ってくれているAさんと着いたばかりのIさんにモデルになってもらいました。
雲一つない青空がバックです。
10時丁度に、私も稜線に着きました。
道標の後ろに見えているのは塔ノ丸です。
ここから三嶺までは13.6キロもあるんですね。
それに対して剣山迄は3.4キロです。こちらは一登りですね。
この日は快晴で、ここまで登ってくるまでに暑くて喉が渇いてしまったので、冷やしたアクエリアスを飲み干します。ただ、稜線に出るまでは風がなかったのが、稜線に出ると風が吹いていてじっとしている分には涼しくて有難いです。
水分補給したら、すぐに東に向かって歩き始めました。
この辺りの稜線は歩く人も少なくて、気持ちいいことこの上ありません。
振り返ると鞍部のところに道標が立っていて、その向こうに見えている丘みたいなのが丸石山です。
丸石にはまだ行ったことがないのですが、道標のある鞍部から石立分岐迄がまだ未踏の道です。
この日は当初は次郎笈と丸石ぐらいを歩きますかという予定でしたが、天気があまりにも良かったので、少し変更になりました。
次郎笈の手前の分岐迄はまだ緩やかな登りになっているようです。
↑登っていくIさん
少し引くと、次郎笈も入ります。
いかにも山を歩いていますという眺めが素晴らしい・・・
↑私の方は稜線から北側を眺めていると、塔ノ丸の向こうに何やら尖った頂が見えました。
え~?あれってもしかしたら阿波のマッターホルンと言われている黒笠山??
今まで黒笠山を見てもどこがマッターホルン?とばかり思っていましたが、これなら文句なしにマッターホルンに見えますね。
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