スーパー林道から登る剣山と次郎笈、その3、次郎笈を眺めながら一休み
東へと稜線を歩いていくと、稜線南側の木々が良い塩梅に色づいて、次郎笈を彩ってくれる場所がありました。↓
↑この分だと、剣山の紅葉も期待できそうですね。
ここまで歩いてきたら、後ろに三嶺が見えてきました。
手前の尾根が丸石から祖谷川に下る尾根のようです。
三嶺の後ろにはこの前歩いたばかりの天狗塚もちょこっと見えてます。
北に視線を移すとこれまた長大な塔ノ丸の尾根の向こうに矢筈方面が見えてます。
ナナカマドの実が見えるところまで登ってきました。
葉っぱ迄はさすがに染まっていませんね。
向こう側に白骨樹がいっぱい見えてます。
あれはどこ?
その後、ちょっと枯れかけたササの中を登っていきます。
稜線に出てからも地味に登ってますね。
さらに登ったので、高ノ瀬から白髪分岐、それに白髪山が見えてきました。
高ノ瀬辺りから南へ尾根続きに見えているのが中東山です。中東にははるか以前に行きました。
北東に見えている車道は貞光から見ノ越へ来るときにいつも走っている道かな?
カメラを引くといちばん奥にかすんでいるのがどうやら阿讃山脈のようでした。
東西南北、どちらを見ても山また山です。
↑白骨樹の間を登っていくIさん。
あそこ迄登ったら登りは一段落かなと思ったら・・・そうではありませんでした。
枯れたササの間でまだ咲き残っていたのはナガサキオトギリです。
夏の花ですね。
私もえっちらおっちらと白骨樹の間を登っていきます。
現れたのはこんな次郎笈で、まだまだ登りが続きます。
振り向くと間を縫って登ってきた白骨樹が下に見えています。
登りきると、後は緩やかな道になりました。
すると前方でAさんがどなたかと話しています。
さては誰か知り合いの方とお会いしたかな?と思いながら歩いていくと、そうではなくて徳島から切られた夫婦の方にいろいろと教えて差し上げていたようです。
徳島のご夫婦は初めて剣山と次郎笈に来られたというのに、ずっと巻き道ばかりを歩いてこられたそうで、ピークを踏んでないそうです。まぁ、もったいない・・・
↑なおも西の方へと歩いて行かれる徳島のご夫婦。
でも、この後引き返してこられました。
こんな日に歩いたらきっと山登りが病みつきになるでしょうね。
こちらは東を目指して歩いていきます。
次郎笈がどんどん大きくなるのが嬉しい・・・
左手の稜線にまたまた白骨樹がずらりと並んでいます。
真っ青な空と白い幹の対比が美しいです。
すると今度は単独の若い男の人とすれ違いました。
三嶺まで行きたいなぁと仰ってましたが・・・・
この地点からだと15キロほどでしょうかね。
↑なんと、大きなシュラフをザックに外付けして歩いてました。
次郎笈まであと少し・・・
雄姿に思わず、IさんもAさんもカメラを構えます。
次郎笈の手前にコブみたいなのが見えていて、後で地図を見るとそれが1767m地点のようなのですが・・・
もうちょっとで巻き道との分岐に着くそうなのですが、ここから眺める紅葉が綺麗だったので、Aさんにお願いしてここで少し休憩してもらうことにしました。
ここまで、私はほとんど休憩してなかったし、おなかもちょっとすいてきたことだし・・・
ということで10時50分頃、立ったままで休憩です。
↑美良布の道の駅で買ってきた「おばちゃんかるかん」を皆で頂きました。
素朴な味で美味しかったです。
こんにちは。高いところでは紅葉が始まっていますね。当地ではまだ1ヶ月ほど先になります。
投稿: 多摩NTの住人 | 2022年10月26日 (水) 13:37
多摩NTの住人様、こんばんは。
10月初旬に北アルプスの紅葉が始まりますが、四国の高山も石鎚を皮切りに次々とあちこちが染まり始めます。
23日に五色台を歩いたら(標高500m弱です)札所のお寺のモミジが少し色づき始めていましたよ。
今年は昼と夜の温度差が大きいので、紅葉にはいいかもしれません。
投稿: keitann | 2022年10月26日 (水) 23:00
Keitann様 こんにちは
こちらで山の稜線の記事を読ませていただき、いつも感じるのは笹原の稜線が広々としていて眺望も抜群だということでした。
今回も皆様の心がけが宜しくて、抜群の青空を引き寄せられましたね。
山の上からこのおおらかな景色に接して、良いことづくめでしたね。
投稿: ぶちょうほう | 2022年11月 1日 (火) 23:10
ぶちょうほう様、こんばんは。
四国の高山は笹原の山が多いのですが、草丈の高いササが繁る石鎚山系とは対照的に
剣山系の笹は確かミヤマクマザサという背の低いササなので、見晴らしがとてもいいのです。
おまけに、稜線がなだらかで独特な眺めとなります。
この日は10月半ばとしては天気もすごく良くて、その分、暑かったですが、眺望が良かったので
文句は言えません。
剣山系はシカが多い分、花は少ないですが、展望のすばらしさでは四国一だと言えるでしょうね。
投稿: keitann | 2022年11月 2日 (水) 22:32