寒風山で秋の花を見る、その4、思いがけず徳島の山も見えた
梯子場を越えて最後の樹林帯を歩きます。
Aさんは途中から裏寒風に下られるそうで、しばしお別れしました。
1時間後ぐらいに西峰でまたお会いできるでしょう。
↑この日は桑瀬峠までのアサマリンドウが見ごろだったので、それより上のアサマリンドウは終盤のも多かったです。
↑このアサマリンドウも向かって左側の2輪は蕾の様に見えますが、これはもう咲き終わって開くことのない花のようです。もし、まだ開花中の花であれば、この日は天気が良かったので咲いているはずですね。
林道の仲間は花が終わった跡の姿も蕾によく似ているのです。
↑樹林帯を抜けて、今から笹原の歩きになります。
笹ヶ峰当たりの稜線の上に二ツ岳の姿が見えました。
↑そして平家平の右の方に遠く見えているのは、標高が高そうなので、徳島の矢筈山方面のようです。
その右にはちょっとかすんでいましたが、剣山系らしき山々も見えています。
眺めていると、前方から見覚えのあるお姿が・・・・
あれ、Hさんではないですか?
実はAさんとHさんはその前日に別の山でたまたまお会いして、この日はお二人ともに寒風山登山だったそうです。私たちが登山口出発する前にHさんはすでに来られていて、私たちより1時間ほど早く出発されたようです。
なので、この時はHさんはすでに下山途中でいらしたのでした。
花の情報など交換して5分ほどお話をして、お別れしました。
最後の笹原歩きではシコクフウロの咲き残りも少しはありましたが、↑シコクフウロの紅葉した葉が目を引きました。
↑山頂手前の最後のミニ梯子場。
冠山と平家平の笹原が良く見えていますね。
Aさんに教えられて見上げたら、素晴らしい羊雲です。
この日は暑くて汗が流れ落ちましたが、空を見る限りは秋ですねぇ。
陽射しを受けてばっちり開いているアサマリンドウ2輪
そうそう、この姿が見たかったのです。
葉の色も淡い緑で清々しい花です。
山頂直下のツツジ類は早くも少し紅葉しているようですね。
ドウダンも赤く染まっていました。
山頂直下までくると、ダケカンバの木の向こうに瀬戸内海が見えますが、この日はさすがに海はうっすらとしか見えませんでした。
11時37分、寒風山山頂に到着です。
この日は天候も良いので、山頂には10人近くの方がいらっしゃいました。
笹ヶ峰やチチ山もばっちりと見えています。
笹ヶ峰への稜線もササ刈りされていたので、花散策でなければ、笹ヶ峰まで歩いても良いぐらいでしたね。
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