寒風山で秋の花を見る、その3、台風の爪痕
桑瀬峠で一休みしたら、9時41分に再び歩き始めます。
最初の歩きで、どうやら靴紐の結び方が緩かったので、休憩中に結びなおそうと思っていたのに、忘れてしまい、歩き始めてから気付きました。AさんとRさんに先に行ってもらい、立ち止まって靴紐を締めなおします。
くるぶし当たりの締め方が緩いと窟の中で足が動いてしまい、足が余分に疲れます。

↑少し登ったところで振り返ると伊予富士方面が綺麗に見えてきました。

石の横ではアサマリンドウも咲いています。
この日はどちらかというと、桑瀬までがアサマリンドウは見ごろでしたが、それでも上の方でも綺麗に咲いている株もありました。

↑寒風山の岩場が良く見えるところまでやってきました。
ほんの少しだけ、色づいているように見えます。

AさんとRさんはここで待っていてくれました。
ガスっていることも多い場所ですが、この日はばっちり見えています。

↑いつも見るたびに感嘆する、ブナの木のウロの中で自然に寄せ植えができています。

赤い実はヤマシグレ

笹ヶ峰とチチ山が見える場所までやってきました。

岩場にアサマリンドウが出てきましたよ。
岩場は寒暖の差が激しいので、赤く染まった葉も見られます。

こちらも葉が赤く染まったダイモンジソウ

シオガマギクのほんの小さな株も見つけました。

↑ミヤマノダケ

登山道わきにも葉の渋いダイモンジソウ

何かのモミジの仲間ですが、葉がちぎれて葉柄の赤いのが綺麗に染まってます。

こちらはメギの果実

登山道に身を乗り出すように咲いているアサマリンドウ

梯子場を越えるとミヤマヒキオコシもまだ咲いてました。

すると、梯子場のあったあたりを通過して歩いてくると、大きな木が倒れていました。
最初はナナカマドの葉が見えたのですが・・・
よく見ると、ブナの木でした。

ブナには果実もたくさん見えていて、惜しいことをしました。

少し歩くと、またまた倒れている白骨樹も見えてきました。
香川では雨も風も大したことのない台風でしたが、やはり石鎚山系ではかなり吹き荒れたと見えます。
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