寒風山で秋の花を見る、その2、ピンクのアサマリンドウも
この日は駐車場もたくさんの車だっただけに、次から次へと登山者の方が登ってこられます。
私たちはゆっくりペースの上、撮影時間がかかるので、後ろから来られた方にはほぼすべて先に行っていただきます。

途中、ほとんど水も流れていない涸れ沢のような場所を渡渉しますが、その辺りにアケボノソウが咲いていました。
花がとても小さくて、先を歩くAさんは気づかれなかったようです。

よく見ると、その辺りにアケボノソウの株がほかにもありますが、シカにかじられてしまっています。
やはりこの辺りもシカが入っているのですね。

登山口から最初の20分は急登が続きますが、途中からは緩やかな道になります。
日も射してきて、気持ちの良い歩きです。

ここまでくると、明るいので、アサマリンドウも綺麗に開いていました。
アサマリンドウは見た目も普通のリンドウより明るいブルーで爽やかな花です。

↑株も多くなってきて、2輪並んで咲いている株
この辺になるとアキノキリンソウとのツーショットもあるはずですが、アキノキリンソウは草刈りされたのか、それとも花が終盤なのかあまり見当たりませんでした。

次々と後ろから来られる人すべてに先に行ってもらいます。

やがて、今まで姿が見えないほど先を歩かれていたAさんの姿が見えたと思ったら・・・・
↑ピンクのアサマリンドウとブルーのアサマリンドウが並んで咲いているのを撮影されてました。
アサマリンドウは時々、白花やピンクの花が見られます。

前からも林アサマリンドウ二色を撮影しました。

↑これはアサマリンドウのファミリー?

高い木のある樹林帯を抜けたので、稲叢山が見えてきました。
ここからは展望も楽しみです。

上を向いて咲いているアサマリンドウ

冠山もはっきりと見えています。

そして、寒風山が見えてきたら、桑瀬峠もすぐそこです。

羊雲?ウロコ雲?
いかにも秋らしい空ですね。

9時24分、桑瀬峠に着きました。
ここから眺めると、樹林は少しだけ色づいているようでした。
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