孫たちと歩いた高松市街地の稲荷山~紫雲山、その3、百舌鳥坂へ下る
お昼を食べた小鳥の泉のそばにこんもりとした山頂があって、ここが紫雲山に違いないと思いこんだのですが、山頂標識も何もなかったのでした。あとでyamapの地図を見ると、紫雲山という山頂はなく、稲荷山や室山を総称してその辺り一帯を紫雲山と呼ぶようです。
室山は忘年登山の時に歩いたので、パスをして、そのまま峰山方面へと歩いていきます。
↑秋ですね。
こんなキノコも出ていました。
緩やかな坂を下っていき、このまま下ると栗林トンネルの真上の鞍部に至り、その後登り返すと峰山になっているわけです。
↑孫の抜こう側に見えている山はもう峰山が見えているようです。
そのまま下っていると、「紫雲の広場」という文字が見えたので、そちらに下ることにしました。
ところが、ちゃんとした下り道があった筈なのですが、フェンスが見えたもので、フェンス沿いに道があると勘違いしてしまいました。
見の軽い下の孫はフェンスにつかまりながら、器用に岩場みたいなところを下っていきました。
↑上の孫はお父さんに見守られながら、なんとか下ってきます。
道なき道を下らせたので、ちょっとワイルドだったかな?
下った先は見覚えのある紫雲の広場でした。
確か数年前の忘年山行では、ここでお昼を食べたような?
屋根のある休憩所もあって、雨水を貯めたタンクから水が出るので、手も洗えます。
ここまで来たら、青空が見えてきて天気が回復しそうです。
孫たちには私が持参していた冷たいカルピスを飲ませます。
紫雲の広場で咲いていたメドハギ
上の孫に、ここからどうする?
峰山まで登り返す?と訊いたら、もう下りたいというので、下ることにしました。
地図を見ると、ここから車道までほんのちょっとの下りなんですね。
下の孫を先頭に、ちょっと急な坂道を下ること5分足らず。
あっという間に車道が見えてきました。
上の孫も私の前を下っていたのですが、案の定、濡れた石の上で滑って転んで尻もちをついたようで、「お尻が痛いよ」を半べそでした。
一度も滑らずにすいすいと歩く下の孫とはまことに対照的な姉妹です(^^;)
それでも無事に山道を下り終えてやれやれです。
後はのんびりと車道歩きでした。
↑ここが栗林トンネルで、この真上が紫雲尾広場などになっているようです。
ここから百舌鳥坂を下ります。
後は歩道を歩きながら、道沿いの植物散策です。
↑これはアカメガシワの果実らしいです。
↑カエデドコロ
こういう道端の花は、普段はめったに撮影しませんが、歩きとなると撮影できますね。
普段の生活がいかに車ばかりの生活になっているかということを思い知らされます。
フェンスから覗いているのは、センニンソウではなくボタンヅルでした。
標高100mにも満たない場所ですが、やはり山地にはボタンヅルが咲くのですね。
クズもあちこちで木に絡まって、これが外国では恐れられている植物だというのが実感できます。
百舌鳥坂を下っていると、朝の小雨模様の天気が嘘のようにじりじりとした陽射しが暑いです。
このまま車道を下ると、距離が長いので、途中でショートカットしました。
車道から、こんな階段道を下ります。
向こう側には婆ヶ池ノ墓地が見えていて、あちら側は峰山です。
標高差にして50m近くを石段で下ったら、住宅街の道に出ました。
あとは八幡さんの方角を目指して適当に歩きます。
住宅街の空き地があって、もと田んぼだったのか、アゼナが生えていました。
ヒレタゴボウも見えていたけど、花はまだ咲いてないようでした。
宮脇町は高級住宅地で地価も高いそうですが、こんな空き地もところどころあるようでした。
下まで降りてくると、今度はセンニンソウが真っ白に咲いていて、いい香りです。
道端には大きなサボテンも植わっていて花が咲いていました。
最後に、八幡さんの正門のお堀の中に何やら黄色い花が見えて、よく見たらコウホネのようでした。
いつもの山歩きとは一味違って、道端の花や外来種を見ながらの歩きとなりました。
孫もよく頑張って歩いたので八幡さんの近くのタコ焼きをご褒美に買ってあげようと思ったのですが、店番のおばちゃんんがお耳が遠いのか出てきてくれず、孫たちにとっては残念だったようです。
コメント