久々に秋の花を見に比婆山連峰へ、その1、タムラソウも見ごろ

孫たちと高松の山を軽く歩いた翌日の9月11日は比婆山方面へ行くことに決まっていました。

ほんとはAさんの希望で徳島の山の縦走にしようかと思っていたのですが、天気が悪そうなので、広島への花散策も兼ねての山行に切り替えました。いつもの山仲間のRさんはワクチン接種のため行けないので、IさんとKさんにお声がけしたところ、御一緒していただけることになりました。

去年は10月初めに訪問した比婆山でしたが、ほとんどの花がもう終わっていたので、今年はこの時期にしました。数年前にこの字に訪問したことがあって、その時はいろいろと秋の花が見ごろだったのです。

今回もAさんが車出ししてくださることになりました。

遠方からみえるAさんやIさんには早くて申し訳ないですが、花の撮影時間がかかると思い、集合は坂出某所に6時としました。

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自宅を出て、天候を気にしながら東へと車を走らせていたら、朝焼けの色がものすごいです。

雲もたくさんあり、予報ではまずまずのようでしたが、こんな空模様で果たして大丈夫だろうか?と思いながら走りました。

↑6時10分前に集合場所に着いたら、Aさんが「虹が出ているよ」と教えてくれました。

まぁ、こんな早朝に虹を見るなんて初めてですね。

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↑一方、東の空はこんな感じです。

ほぼ同じ時刻に全員が揃ったので、Aさんの車に乗り込み、瀬戸大橋を渡ります。

岡山はまずまずの空模様でしたが、中国道で広島に入ろうかという頃から雨が降り始めました。

登山口に着く前から雨なんて、一体、どうなるの??

雨の中登り始めた大山のことが思い出されてしまいました。

ところが、東条インターを下りるころには雨もやみ、目指す方角は青空も見えているではありませんか。

やれやれ・・・・どこかでは雨にも少し降られそうですが、最初から雨具を着るということはなさそうですね。

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↑いつも、登山口に着く前に1か所、散策している場所があるので、車を停めてもらいました。

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田んぼの畔に早速、ミゾカクシが咲いています。

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イボクサも咲いています。

田んぼの散策はあまりしないので、イボクサもミゾカクシも久しぶりで見ました。

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ツユクサも山間部のものは色が濃くて綺麗ですね。

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ツリフネソウが出てきました。

実はツリフネソウぐらいなら、ここまでにも咲く場所はいっぱいあるのですが、時間の関係で途中の散策は1か所だけ緒思っていました。

中国地方ではちょっと郊外へ行くとツリフネソウはよく見かけます。

でも、四国ではあまり見ない花ですからね。

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ゴマナも咲いてますが、これも四国には咲きません。

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キセルアザミもいつもここで見ています。

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何と言ってもタムラソウが見ごろでした。

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終盤の花がほとんど見えなかったので、見ごろだったということでしょう。

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クロバナヒキオコシも咲き始めていて、これも四国では見られない花です。

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Iさんがホトトギスの花を見つけてくれました。

花が終盤でよくわかりませんが、葉が茎を抱いているので、ヤマホトトギスでしょうか。

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雨の降った後と思われますが、ミゾソバがぱっちりと咲いていました。

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高山ではないので、背の高いアキノキリンソウ。

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まだ咲いてないと思っていたアケボノソウも1輪だけ開花していました。

良かった・・・・

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車に乗り込む前にハキダメギク発見。

これも一応、撮影しとくとしましょう。

コメント

Keitann様 こんにちは
朝早くに虹ができるものなんですね。これには驚きました。
そして、東の空の朝焼けがなんとも不気味な色でした。
もしも一人で遠方に出掛けて山登りをするとしたら、こんな朝焼け空を見たら気が臆してしまいそうです。
ミゾカクシ、イボクサ、ツユクサと田んぼ周りの常連が顔を出しているのはどこの田んぼでも似たようなものでしたが、そのあとから山地のものも出てきましたね。
ツリフネソウ、ゴマナ、タムラソウ、アケボノソウ、ヒキオコシ、アキノキリンソウなどは私のところでは山地に行かないと見ることが出来ないと思いますが、ハキダメギクだけは田んぼの畦でよく見かけます。
>これも一応、撮影しとくとしましょう。・・・・とありますが、小生的には嫌いな花ではありませんでした。

ぶちょうほう様、こんばんは。

この日の早朝からの虹に出現には驚きました。
確かに運転している最中に弱い雨が降っていたので、虹がかかっても不思議では
ないのですが、朝寝坊の私なので、朝の虹は初めて見ましたよ。
一方、東の空もおどろおどろしい色をしていて、この日は一体どんな天気になるんだろう?
と、ちょっと心配しました。結局、案ずるより産むがやすしだったのですけど。
途中の散策では田んぼの雑草も見られましたが、タムラソウやアケボノソウ、ツリフネソウなど
いわゆる山野草も同じような場所で咲いていました。
中国地方の山間部はそのような場所が多いようで、車で出かけても楽に散策ができます。
ハキダメギクは香川では標高800mほどの山間部に行くと道端で咲いてますから、これもある意味
山野草なのかもしれません。
私もハキダメギクは特に嫌いというわけではなく、我が家に勝手に生えてきたのも抜くことなく
花を咲かせています。

ほかの植物が在来種ばかりの中にあってこれだけが帰化植物だったので、ちょっと違和感を感じながらの
撮影でした。

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