秋の花を見に比婆山連峰へ、その6、最後の下山は頑張りました
もう誰もいなくなった池ノ段を下り始めたのは13時31分でした。
鞍部迄下ったら、今度こそ立烏帽子への最後の登りがありますが、これは15分かそこらだったと思います。
↑池ノ段からの下りの途中で、花つきの良いマツムシソウが咲いていました。
立烏帽子周辺に多いシラヤマギクも出てきました。
舌状花の数が少ないので、難しいキク科の中では同定が簡単な花です。
もうちょっとで鞍部迄下り、後は立烏帽子の登りです。
登りの登山道が見えていますね。
↑鞍部付近で咲いていたシコクフウロ。
中国地方の山にも多いのですが、なぜか名前はシコクフウロです。
立烏帽子の登りにかかったら、またまたホクチアザミが咲いてました。
↑13時50分、立烏帽子の山頂に着きました。
私はもう4度も5度もここを通過しているのですが、Iさんは初めてのようなので、ほかのお二人と一緒に記念撮影を。
この後はもう登りはありません。
立烏帽子山頂からは下りにかかりますが、山頂直下は結構急な下り道です。
カーブのところで咲いていたツルリンドウ。
サンインヒキオコシと後ろの方の色の濃いのはアキチョウジ。
ツルニンジンも咲いてました。
赤く色づいたユキザサの果実。
下ってから、越原越えまでのトラバース道がこれまた長いです。
14時40分、分岐迄戻ってきました。
つまりここまでぐるりと周回してきたわけです。
分岐からほんの少し下れば、そこが越原越えです。
先に下っていたAさんとIさんが越原越で待っていてくれました。
後はここからセンターへと下るだけです。
ここで最後の休憩を取りました。
コースタイムではセンターまで1時間弱ぐらいになっているので、何とか16時ぐらいには下山できるかな?なんて話してました。
14時44分、越原越をセンターへとむけて下山開始です。
後は下るだけなので、なるべくAさんやIさんに離されないように着いていこうと決めました。
いつもの自分のペースで歩いていたら、すぐにIさんが見えなくなるので、途中、小走りで着いていきました。
14時58分、橋まで下ってきました。
これを渡るとあとは林道歩きですから楽です。
渡ったところに、嬉しいことにアケボノソウが咲いていました。
以前もここで見ています。
林道は今年は雨が多いのか、草ぼうぼうです。
途中で見かけたツリフネソウ。
そして、以前もこの辺で見かけたナガミノツルキケマンが咲いてました。
名前の由来である、長い果実も見られましたよ。
ゴマナも下山途中で見かけました。
冬場はスキー場になっている辺りまで下ってきました。
Aさんは何をご覧になっているんでしょうか?
後は平坦な道を駐車場まで歩くだけですね。
15時30分、駐車場に下ってきました。
結局、16時どころか、コースタイムよりもかなり速く下ったようです。
私にしては珍しいことでした。(^^;)
汗をかいたので、センターのトイレで着替えさせてもらってから、Aさんが用意してくださっていた冷たいコーヒーを頂きました。今回も至れり尽くせりで有難い限りでした。
頑張って歩いたおかげで私にしては早めに下山できました。
下山後もAさんの華麗なるハンドルさばきのおかげで、坂出にはまだ明るいうちに帰ることができました。
9月上旬の訪問はちょっと久しぶりでしたが、おかげで秋の花のほぼすべてを見ることができました。
こんにちは。ユキザサの果実はやはりこういう姿ですよね。当地の公園の雑木林で数株見られますが(おそらく植栽)、果実はいつも緑色のうちに落ちてしまいます。赤い果実を見たいものです。
投稿: 多摩NTの住人 | 2022年9月23日 (金) 16:54
多摩NTの住人様、こんばんは。
ユキザサは標高1000m以上の山に登ると、見られるようです。
四国の山には少ないと思ってましたが、石鎚山系ではちょくちょく見かけますし
中国山地の山には多いですよ。
これは若芽のうちはアズキナと言って美味しい山菜だそうですが、赤い果実は
食用になるんでしょうかね?
宝石みたいにきれいな赤い果実です。
標高の低い場所では山野草の果実は結実しないことが多いので、ユキザサもたぶん
そういうことなんでしょうね。
投稿: keitann | 2022年9月24日 (土) 21:58