山好き花好き２

次郎笈峠まで下ってきたら、後は雷が鳴っても樹林があるから大丈夫かな？と思っていたけど、まったくその気配はなくて、ずっと良い天気のままです。

↑笹原の中に伸びた気持ちの良いトラバース道を西島駅へと辿ります。

すぐに、振り返ると次郎ぎゅが見える場所があって、ここを過ぎるともう見えなくなると思いました。

ミヤマタニタデの花が咲いていて、好きな花なのでもう一度撮影しました。

道には西日が照り付けるはずなのですが、木陰の道になっていて、全然暑くなどありません。

ちょっと歩くと大劔神社が見えてきました。

この屹立した岩があるので、剣山と名付けられたらしいです。

水場の近くの苔が青々としてとても綺麗でした。

一部、石灰岩のザレ場見たいになっている道もあります。

もう赤く染まった木があって、びっくりしました。。

これもところどころ赤く染まったナナカマド。

ここ2年は神社から下るトラバース道ばかり歩いていたのですが、下のトラバース道は休憩所を通過するんですね。

木の幹に着生した可愛いキノコ・・・

アオベンケイも着生です。

イワアカバナも咲いていました。

西島に着いたのは15時35分ぐらいだったでしょうか。

ここで最後の休憩を取ります。

休憩していると、トレランの男女の方が下ってこられました。

見ノ越に下る道がわからないようなので教えて差し上げました。

見ノ越まで歩いても40分もかかりませんから走って下れば20分もかからないでしょうね。

↑元気に下って行かれるトレランの方たち。

見ノ越から名頃迄走るそうです。元気ですね。

次郎笈～丸石のトラバース道の水場で生き返りましたと話しておられたので、この暑い日に水分もあまり持たずに走られていたんでしょうか。歩き専門の私には到底考えられないです。

下りではもう花も咲いていませんでしたが、モミジガサの花を見かけました。

16時17分、神社まで下ってきました。

↑神社の手水鉢にはアジサイの花が飾られていました。いつもキレンゲショウマの時期に来ていますが、初めて見ました。

神社横の植栽のキンロバイです。

自生のものは絶滅しかかっているそうですが・・・

行きはリフト利用だったので、帰りに神社でお参りをしてから駐車場へと向かいます。

階段を下る横に咲いていたのはゲンノショウコでした。

ゲンノショウコを見るってことは、もうそろそろ秋も近いということですね。

車に着いてから、Tシャツだけ葉着替えてさっぱりしてから車を出しました。

帰りにも先ほどまでいた次郎笈を撮影します。

やっぱりいい山ですね。

この日は終日、次郎笈の姿が見えました。

良い日に来ることができ、3度目の次郎笈にも登れて充実した一日でした。

かなり下って、貞光近くになってから雨が降り始め、三頭トンネルを出た途端、ものすごい土砂降りでワイパーを最速にしても前が見えにくかったです。

満濃まで下ると何事もなかったように、雨がおいたりとやみ、ほっとしましたが、あまりの雨に雨宿りしている車もあったほどでした。

高い山を歩いているときは雨には遭わず、終日青空が出ていたのですが、こういうこともあるんですね。

逆ならわかりますが・・・・

なにはともあれ、今年もキレンゲショウマを堪能することができました。。