キレンゲショウマのお花見そして次郎笈へ、その5、次郎笈へ向かう道にはコモノギクが

山頂に人がいる間は、こちら側のデッキでしばらく展望を楽しみましたが、山頂に人影が見えなくなったころ、次郎笈の姿を見るために山頂へと移動しました。

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山頂に着いた時は珍しく貸し切りの山頂でしたが、後で二人の方がいらっしゃいました。

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↑スマホで撮影した次郎笈方面です。

次郎笈はやっぱり剣山山頂から眺めるのがいちばんですね。

それに見ているとやっぱり行ってみたい気持ちが強くなってきました。

とはいえ、残金が少なくなってしまい、リフトを利用できないので、次郎笈に行ったうえ見ノ越まで歩いて下るとなると、帰宅が遅くなります。う~~ん、でも、この年になるとしたいことを我慢すると後がないので、思い切っていくとするかな?

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次郎笈に向かう際も、上にある雲が気にかかります。

しばらく逡巡しましたが、とりあえず、次郎笈峠まで下りそこで決めようと思いました。

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↑山頂からは滝下の天狗も見えていて、ここもたぶん秋に登るかもしれないので、撮影します。

手前の山はたぶん塔ノ丸。

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↑剣山山頂上空のこの雲が気にかかりますね。

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13時24分、次郎笈峠まで下ってきました。

峠に単独の女性の方がいらしたので「次郎に登ってきたんですか?」と尋ねると、やはりそうだったようです。退職されてから山歩きを始められたそうで、日が浅いので、山のことはまだよくわからないんですとおっしゃってましたが、次郎に登られるのだからガッツがおありですね。

天気はもちそうなので、私もこのまま次郎笈へと向かいます。

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↑スマホで撮影した峠からの次郎笈

峠周辺はアップダウンもほとんどないので、足早に歩きます。

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振り返る剣山山頂。

こちらは雲があります。

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13時37分、トラバース道との分岐を通過です。

次郎笈山頂を通らずに丸石方面へ行く道への分岐です。

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嬉しいことに、分岐を過ぎたらコモノギクが咲いてました。

コモノギクは何年ぶりかしらん?

2015年にも見ていましたが、最近は一ノ森方面への縦走路には咲かないようで、そちらでは見たことがないです。昔はそちらで咲いていたんですけどね。

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↑無理やり、剣山とコモノギクを入れて撮影します。

こんなことしていると、下山がますます遅くなるんですけどね。(^^;)

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トラバース堂分岐を越えると、急登になってきます。

でも、後ちょっと。

途中で、下ってくる親子連れの方たちとすれ違いました。

そして、私のかなり上の方を登って行かれる男女二人組の方の姿が見えました。

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登山道にはまだ固いけど、リンドウの蕾を見つけました。

キレンゲショウマの時期しか来ないので、剣山でリンドウを見ていません。

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シコクフウロも一輪。

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2輪目?3輪目?

コモノギクです。

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振り返る剣山には、先ほどの大きな雲が影を落としていました。

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ようやく山頂の肩のところに登ってきました。

ここまで来たら、後はだらだらとした歩きです。

山頂には先ほど上を登られていた二人の方の姿。

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肩のところから、三嶺方面への縦走路が続いています。

山頂まであと数分という距離を歩いていたら、入れ替わるように、先ほど山頂にいらした二人がこちらへ下ってこられました。

足元を見るともなく見ると、なんとお二人とも素足にサンダル履きでした。

サンダル履きで次郎笈のあの急登を登ってこられたんですね。

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↑許可を経て、サンダル履きの写真を撮らせていただきました。

「足元に気を付けて下られてくださいね」思わず、口からその言葉が出てしまいました。(^^;)

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14時4分、次郎笈山頂に到着でした。

14時到着を目標にしてましたが、コモノギクの画像をいろいろ撮っていたら、ちょっと遅れました。

二度目の山頂と思ってましたが、実際は3度目だったわけです。

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そして山頂にもコモノギクが咲いていたので、剣山を背景に入れてコモノギクを撮影します。

ここでコモノギクが咲いていたのは私としては初めてでした。

天気も良くて、ほんとにいい風景が見られました。

撮影後すぐに下山にかかりました。

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肩から下っていると、4人ほどが登ってこられるのとすれ違いました。

私も遅い登山だったのですが、私よりまだ遅く来られる方もいるんですね。

しかも、かなりの年配の方たちばかりだったようです。

まぁ、リフト利用すれば、十分明るいうちに下山できますから、そういう意味で剣山は手軽に登れる山ですね。

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下りでは塔ノ丸をバックに咲いているコモノギクも撮影しました。

全部で5輪ほど見られたようです。

コモノギクと言えば、その名前の由来である菰野町を今年の春に初めて車で通過しました。

横浜の息子宅に行く際に、ナビの言うとおりに走ったら菰野町を通過したのですが、御在所岳とかが近かったようです。夜だったので、辺りは全く見えませんでしたが,菰野と聞くと私はコモノギクしか思い浮かびません。

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次郎笈峠からはトラバース道で下山つもりなので後は下るだけです。

帰りは剣山を見ながらの下りです。

丸石方面からのトラバース道分岐を上から眺めていたら、トラバース道から何やら上半身裸の方が走ってこられて道標を眺めていました。

トレランの方みたいです。

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↑こちらも下っていたら、私の200mほど前をトレランの方が走っていかれました。

こんなに天気のいい日にこの格好では日焼けして後が痛いでしょうに・・・

この方の後ろを少し離れて、もう一人が走って行かれて、どうやら女性の方のようでした。

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14時37分、次郎笈峠まで下ってきました。

ここまでくれば、雷から逃げられるので大丈夫でしょう。

峠には今度も一人の女性が誰かを待っている風に佇んでおられます。

尋ねると、先ほど次郎笈を登られていた4人組のお連れの方のようでした。

皆さん、私よりも年上の方のようでしたが、剣山にはほんとに老若男女、いろいろな方が来られているものです。

コメント

はじめまして♪ 三重県の菰野町に住んでおります。町の木と花を調べていたら『コモノギク』でコチラに辿り着きました。 
登山は4年ほど前からはじめました。鈴鹿が中心で、まだ鈴鹿セブンマウンテンを制覇出来ていませんが、色んな場所へ挑戦したいと思っています。『次郎笈』は、四国の山なんですね。緑が濃くて素敵な写真に魅了されました♪

Yamamoto Yukoさん、こんばんは。

菰野町にお住まいでいらっしゃいますか。
菰野町、私もたぶん一度ぐらいしか車で通過したことがないんですよ。
たぶん、一昨年の春に、息子たちが横浜へ引っ越したのでその手伝いに、四国から車を運転して
行く途中でした。もうすでに夜の8時とかで暗かったのですが、「菰野」という字を標識で見かけて
ここが菰野町かと感慨深かったです。
剣山に登り始めたのが2021年ぐらいだったと思いますが、当時はコモノギクが剣山には結構咲いて
いました。名前の由来が菰野町出最初に見つかったからと知りました。それ以来、菰野町というのが
ずっと頭にありましたが、あのあたりに行く機会がなくて・・・
とはいえ、鈴鹿の山って花が多いそうでいつかは私も登って見たいですね。

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