7月下旬の散策から、コオニユリ、カセンソウ、ヤブミョウガ、アキノタムラソウ白花など
7月まで必ずと言ってよいほど、毎週のように山歩きをしたので、散策に行く暇がなかなかありませんでした。
とはいえ、高山に咲かない花もあるので、その代表みたいなユウスゲを見に行ったのが7月26日のことでした。
今年は草刈りがあまりされてなかったせいか、いろいろな花が咲いていて、久しぶりで見られた花もありました。
久々で眺められて感激したのはコオニユリの花です。この山に良く行っていた10年ほど前まではコオニユリがたくさん咲いていたのに、最近はあまり見ないなぁと淋しい気持ちだったのですが、今年はたくさん咲いていました。
↑ユウスゲと競演しているコオニユリ。
いかんせん、ユウスゲの方が草丈が高いので、負けそうですが、色の鮮やかさでは負けていませんね。
これと似ていてムカゴがあるオニユリの方は実家に行く道すがらで見られていたのですが、道路法面の工事のために見られなくなってしまいました。オニユリの方はユウスゲぐらいの高さで咲くと思います。
木々が生い繁る薄暗い場所では今年もヤブミョウガが咲いていました。
これもかなり前からこの場所でいつも見ていました。
下にミズヒキも見えています。
車道を車で走っていると、コオニユリの花が見えたので急いで車を停めて撮影しました。
草刈りの時も駆らずに残してくれているのが嬉しいです。
花弁がくるりと反転して先端が触れ合うほどです。
カタクリなどにも共通した姿です。
久しぶりにカセンソウが咲いているのも見られました。
長い間、この場所で見なかったので、もう耐えてしまったかと思ってましたが・・・・
訪問の時期の関係でしょうか。
うちの母などは一時期、これを栽培していたように思います。
真夏に咲く花なので、切り花に重宝して、誰かが山から持ち帰った株が人づてに増えていったのだろうと思います。
アキノタムラソウは低山にも咲く花で、ちょっと山道に入りさえすれば咲いていますが、不思議と田んぼの畔とか普通の道端ではあまり見かけないです。
白花のアキノタムラソウも初めて見かけました。
何の花にでも白花は出現しますね。
私の好きなクルマバナも今年はたくさん咲いていて喜ばせてくれました。
今年は春からこっち雨が少ないのですが、かといって、山の花は例年よりもたくさん咲いているように思いました。
木に絡みついて、花を咲かせているクズ。
甘い香りが漂いますが、これに絡みつかれると、たいていの木は枯れてしまうでしょうね。
アキカラマツはこれでもかというほど咲いていました。
ツリガネニンジンなども見かける場所ですが、まだ花の時期には早かったらしく、全部蕾でした。
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