紅葉と雲海を楽しんだ剣山、その2、目まぐるしく変わる天候
辺りがガスっていて、見えづらいのですが、よく見ると登山道沿いにはフウリンウメモドキの果実もぶら下がっています。

↑これで今年の秋になって、フウリンウメモドキの果実を見たのは3度目です。

その隣にはツリバナの果実もぶら下がっています。

↑8時54分、標高1500mまで登ってきました。
この辺りから祖谷川源流方面を通る道との分岐があり、初夏にはそちらを行きましたが、今回は普通に登っていきます。

9時15分、標高1600迄登ってきました。
西島駅は標高1700mぐらいなので、もうすぐですね。

苔があまりに青々と綺麗なので、モミジの赤い葉っぱを持ってきてやらせ画像撮影中。

何しろ辺りはガスで、色のついたものがあまり見えません。

いい感じの紅葉ですが、日射しがなくてはねぇ。

↑9時半丁度、いきなりという感じで、お日様が差し始めました。

ちょっとした岩場を素足の涼しそうな格好で下ってくる人がいると思ったら、外国人登山者の方でした。
今年は春の桜の時期に欧米人の登山者やお遍路さんをよく見かけましたが、紅葉の時期になり、また見かけるようになりました。

そして、ここから上は今までのガスが嘘のように真っ青な空にまりました。
ナナカマドの紅葉と真っ赤な実が良く目立ちます。

針葉樹の梢越しに眩しいばかりの陽射し。

登山道沿いにはリンドウも咲いてますね。

これはヤマトウバナにくっついた朝露かな?

こんなヤマトウバナを初めて見ました。

目の前に聳えている剣山も、見る見る間にガスが晴れてきます。

振り返ると、リンドウ撮影中のKさん。
その後ろには白いガスが見えていて、ついさっきまで私たちはあのガスの中にいたのでした。
晴れるというより、私たちがガスの中から出てきたという方が正確でしょうか。
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