初めての男三瓶山と子三瓶山、その2、ツクシガシワに会う
その後は、登山口で出会ったガイドされてる方?の後をずっと歩くことになりました。
地元の方なので、貴重な花のある場所も教えていただきましたが、それは花の時期ではなかったので、私の頭にとどめておくことにします。それ以外にも丁度咲いていた花なども多く、三瓶山って花の山なんですね。
中ほどで登山道沿いに多く見かけたものにツクシガシワがあります。
大きな葉を持っていて、先端はツル状に伸びています。前を行くガイドさんにお尋ねしたらツクシガシワだそうです。その時は思い出せなかったのですが、これは中津明神でかなり以前に見ていました。何かガガイモの仲間の花を中津明神で見かけていたのですが、オオカモメヅルか何かだと思い込んでいました。自分のブログを検索すると、ちゃんと画像も撮っていました。ただし、それは7月のことで、今回はすでに9月に入っています。お話ではもう終盤であまり咲いてないとのことですが、上の方でかろうじて咲き残った株を見ることができました。
このルートは樹林お腹を歩くので、多少涼しいのはいいですが、薄暗いので失敗画像が沢山出てしまいました。
↑ツクシガシワの花も小さいせいもあってぶれています。
ガガイモ科特有のサヤ状の果実もかなり見ました。
このコースでは最初に少し見かけただけですが、下山ルートでは嫌というほど咲いていたノブキ。
ノブキは香川では大滝山に良く咲いていますが、大滝山どころではないほどの数が咲いてました。
カニコウモリ?と思い、ガイドさんに聞くと、そうだと仰いましたが、実はこれはオオカニコウモリでした。
オオカニコウモリは日本海側に多く、白山やアルプスの朝日岳の下山で見たように思います。
もちろん、ここにはシカはあまりいないので、カニコウモリだけが大群生するということはなく、オオカニコウモリも自生しているという程度です。
ふと見上げると、カラマツ林の中を歩いていたのでした。
登山道は緩い勾配で、ジグザグをかなり切ってあって、これならお年寄りや小さな子供でも登れるだろうなぁという道です。
ただし、登山口から山頂までは標高差にして500m以上の登りで、初めてなので途中で休憩もせず登ってしまいましたが、ほんとは途中にちゃんとした休憩を取るべきでしたね。
キバナアキギリも四国でよりもここでお初の花を見てしまいました。
トチバニンジンは今期はあちこちで見ています。
ヤマジノホトトギス・・・立派な株はいくつも花をつけていました。
中にフシグロセンノウも咲いていて、これは派手で目立ちます。
ガイドさんによると、かなり数が減っているようです。
中にボクチみたいな株もいっぱいあるのですが、まだ花には少し早かったようです。
葉が切れ込みがあるので、キクバヤマボクチかな?と思っていたけど、それで合っていたようです。
だけど、ここのキクバヤマボクチは草丈の低いのが多く、どれも草丈70センチとかで1m以上のは見かけませんでした。
少し細身のツルニンジンも咲いています。
上から見ると、こんな道を散策しながら歩きます。
いろいろな草木にあふれていて、楽しそうな道です。
こうでなければいけないですよね。
かなり上の方まで来たようで、登りが少し急になってロープが出てきました。
真っ白いホツツジの花。
11時29分、ようやく標高1000mまで登ってきました。あと100mちょっとの登りです。
ホソバノヤマハハコも咲いています。
もうすぐ山頂かなぁ。
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