初秋の塔丸、その5、チャボツメレンゲとクサノオウバノギク

今年の塔丸行きは秋の花の代表であるリンドウには少し早すぎて一輪しか会えませんでしたが、その代わり去年は花期がすでに終わっていた花に会えました。

その一つはチャボツメレンゲです。

チャボツメレンゲというと石鎚山系の山の岩場で咲く花で、結構、貴重種のようなイメージを持っていたのですが、今回は嫌というほど見てしまいました。

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↑大きな岩のほぼ全面に着生しているチャボツメレンゲです。

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去年は9月半ばの訪問だったのですが、花はほぼ終わってしまてましたが、今回はちょどの時期だったようです。

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バックは剣山。

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青空と剣山

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あちこちの岩に着生していて、これは別の岩に着いていました。

塔丸では初めて見て驚いたのがクサノオウバノギクです。

これもいつもは石鎚山系で見ていて、今年も8月の石鎚行きで見かけたのですが、時期が早かったか、日が当たってなかったからか咲いていませんでしたが、塔丸では咲いていました。

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これは一か所で数株しか見かけなかったので、剣山系では貴重種なのかもしれません。

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小さな花なので、ほとんどの登山者の方が気づいてないと思われます。

徳島県の絶滅危惧1B類だそうです。

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初秋の塔丸、その4.リンドウも一輪咲く、下山は稜線伝いで