夏の大祭中の石鎚に初めて登る、その3、入山料??を初めて納めました

10時24分、東稜分岐のところにある第二ベンチにやってきました。

石鎚に登るときはたいてい、ここで二度目の休憩を取ります。

するとこの時間帯は、登りの人も多いし、下ってくる人も多い時間帯だったようで、その辺りは今まで見たことないほどの人出でした。

特におそろいの法被?を着た人たちがいて、中には大分の何とかという講の人たちもいます。愛媛と大分とはフェリー一本で行き来できるので、昔から九州の人たちは石鎚詣でをされていたんでしょうかね。

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↑そろいの青い法被を羽織った団体はどこの講の方なのかわかりませんでしたが、背中に背負った黒塗りの箱の中にはご本尊さん?か何かがいらっしゃるようで、御利益がありそうなので、黒塗りの箱を触らせていただいているRさん。

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↑そろいの法被の背中にはほら貝の絵が描かれていました。

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登る人と下る人とで、ごった返しているような第二ベンチ辺り。

さて、水分補給したら、私たちも出発です。

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道沿いではシロバナニガナが揺れていました。

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夏の盛りにはお花畑となる谷沿いにかかった木道が、落ちてしまってました。

この前の冬は殊の外雪が多かったようなので、登山道も傷んだのでしょう。

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後から先ほどの青い法被の団体さんが来られたので、先に行っていただきました。

何といっても若い人が多いですからね。

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途中、いつも見かける場所でヒメキリンソウが咲いています。

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しばらくすると、今度はヒメレンゲの花。

どちらも黄色い小花で、ややこしいです。

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これは白い小花でバナでエゾノヨツバムグラかな。

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ミヤマカラマツソウも石鎚には多いです。

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先ほどの青い法被の若者が一人、ちょっとペースが落ちているようです。

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聞けば、まだ23歳の若者で今年が初めてのお参りなんだそうで、少しばててますね。

足取りがおぼつかないので、まるで私たちの孫と言っても良い年代ですが「もうすぐだから、マイペースで水分をしっかり摂ってね。」と励まします。

例年なら、この時期はまだ梅雨明けもしてなくて涼しいのでしょうが、今年は真夏の暑さなので、慣れない人は大変なのに違いありません。

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11時27分、二ノ鳥居迄やってきました。

ここで表参道からの道と合流します。

私たちはいつもここで3度目の休憩を取るので、今回も邪魔にならない場所に座って水分補給をしました。

いつもだと、この辺りからガスって来たり、虫も多かったりしますが、この日は良く晴れたままで虫もいません。

信者さんの数は表参道から来られる人の方が少し多いのかな?

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この日はほんとに素晴らしい眺望で、チチ山と沓掛山の吊り尾根の向こうに赤石山系も見えています。

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急な階段を登って、ようやく二ノ鳥居迄やってきました。

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石段を登りきると宮司さんたちも出ておられて、いっそう大祭気分が増します、

すると・・・

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登りつめて左側にある建物の中に入るよう誘導されました。

そこで、住所氏名などを書いたうえで青いリボンを渡されました。

一人当たり500円也の入山料?もお支払いしました。

なるほど、大祭中は入山料が必要なんですね。

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水色のリボンを肩に着けた後、外に出ると、ここにもしめ縄が張られていました。

いつもはこんなところにしめ縄なんて見たことなかったです。

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その後も、素晴らしい眺望のおかげで鎖場を登る方も良く見えました。

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↑11時53分、西ノ冠山への分岐を通過。

ここを過ぎると、すぐに弥山です。

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岩壁にはミヤマダイコンソウがまだまだ綺麗に7咲いていて、この花だけは花の時期が早いんですね。

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↑二ノ森が見えてきましたよ。

いよいよ弥山です。

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12時3分、弥山の神社すぐ下に着きました。

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