学生時代の山仲間と登る入笠山、その1、アプローチ&車道歩き
大学時代は山登りの同好会に所属していて、冬山や岩登りはあまりせず、主に縦走をするというクラブでした。夏場は北アルプスや北海道の山を7泊8日で歩き、春合宿、秋合宿、その他の山行で年間40日ほど山に入ってました。
卒業して30年以上経ったころから、同期の仲間たちで集まるようになりました。しかし、山のクラブなのに集まるのは東京駅の近くの食べ物屋さんや飲み屋さん。四国からはるばると出ていく私としては、東京駅で飲み食いするためにだけ費用と時間を割いて行くぐらいなら山に行った方がいいなぁと思うことしばしば。一昨年、幹事役の人に、たまには山で集まりませんか?と提案をしました。その甲斐あって、今年は山で集まることになりました。幹事は交付在住のN君。時期的にはいつも集まっている5月下旬は、山の雪解けがまだしてないので、6月になるとのことです。連休明けぐらいに案内状が今どき珍しく、書状で送られてきました。
場所は私が登ったことのない入笠山となっていました。5月~6月は目が回るほど忙しく、書状にざっと目を通しただけで、詳しい内容は6月に入ってから読みました。それによると、ゴンドラなるものがあって、どうやらゴンドラで登るようです。四国からわざわざ行くのに、ゴンドラで登るのはもったいないので、何とか歩いて登りたいものです。ほかの人とは別行動になるので、幹事役のN君には前々日に電話を入れてその旨伝えます。ほかにもいつも幹事をしてくれているH君にもその旨を伝えました。
↑入笠山については前もって山の詳細はあまり頭に入れておかなかったのですが、登りついたところが湿原になっていて、ズミの花が丁度満開で素晴らしかったです。
花も多いし、女性好みの山といえましょう。
さて、6月7日に入笠山についているためには逆算して、我が家を6月6日午後3時ごろ、車で出発しました。
歩いて登るためにはできるだけ朝早く登山口に着いておきたいところですから余裕をもっての出発です。
6日の22時26分撮影の養老PAです。
ここのところ、白山や立山に行くことが多く、名神を小牧JTまで走るのは久しぶり。
したがって養老PAにもちょっと久しぶりで寄りました。
最近のPAはずいぶんきれいになっていて驚きますね。
この後、中央道に入ってすぐの内津峠で2時間ほど仮眠しました。
その後は、ひたすら中央道を走り、朝4時ごろには横目で南アルプスを眺めながら走ってました。
6月ともなると、早朝4時にはうっすらと山の形が見えてきます。中央道を走るのは久し振りかなぁ?
↑4時16分には諏訪湖PAに着きました。
とりあえず、ここでお土産をたくさん買い込んでおきます。
ほんとはどこかで温泉にでも入りたかったけど、早朝あらやっている温泉ってないんですよね。
その時は登山口へ直接行こうかと思っていたのですが、時間もたっぷりあるので、諏訪インターで下りて国道20号を南へと走ります。途中、コンビニに立ち寄りこの日の行動食と水分を買い込みました。
最初はそのまま登山口へと向かうつもりでしたが、そうすると下山もゴンドラで下るほかの同期の人たちとまったくの別行動になってしまうので迷いました。
同期の人たちにちょっとしたお土産も持ってきているので、それも渡さないといけないので、車はゴンドラ駐車場に置いておく方がいいかな?
↑ゴンドラ駐車場へと向かう途中、入笠山方面を撮影。
時刻は5時29分。
↑ここがゴンドラの駐車場でここは第三駐車場。
かなり早く着いてたけど、そんな早くに電話するのも失礼なので6時まで待ってから幹事のN君に電話を入れます。私だけ別行動なので、その日の行動が決まったら連絡するようにと言われてました。N君はラインをしないので、仕方なく早朝の電話でしたが、ちゃんと起きてました。
昭文社の地図には最寄り駅の富士見駅辺りからも入笠山への登山道があるようだけど、N君の話では登ったことがないので、それは止めた方がいいと言います、yamapの記録を見ても、富士見駅から歩いている人は皆無。あまりいい道じゃないのかな?
で、N君のおすすめはゴンドラ駅から車道を歩いて沢入登山口まで行くといいとのこと。
たぶん2時間ぐらいで登山口に着くだろうとのことで、登山口に着いてしまえば、あとは登山道を1時間ちょっと登ればその日の宿舎の山小屋に着くそうです。
車道歩きは距離にして10キロぐらいでしょうか。
まぁ歩けなくはないですね。
そんな訳で、ザックに当日の行動食や飲料、宿泊用の着替えや洗面用具などを詰め込んで歩きはじめました。
歩き始めは6時47分でした。
アカツメクサなど見ながら車道を歩きます。
車で先ほど走ってきたゴンドラ駅への車道を下ります。
正面に見えるのは八ヶ岳みたいです。
四国ではもう1か月前に咲いていたハリエンジュの花がまだ咲いてます。
広い車道を歩くと大回りになるので、ショートカットになるように、田んぼ道のような道を歩くことにします。
道端のフタリシズカ。
今年はあちこちで眺めたヤブデマリがここでも咲いてました。
我が家の庭ではGWのころに咲いていたジャーマンアイリスが1か月後の今、咲いてます。
何とものどかな風景です。
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