学生時代の山仲間と登る入笠山、その5、荷物を預けて湿原を散策
とりあえず、大きなザックを小屋に預けてから散策しようと思い、小屋の方へと向かいます。
その間も湿原の花たちを少し見られました。
↑とにかく、この日はズミの花が見事で、私はズミの花は前赤石へ行く時に一度見たぐらいで、あまり見たことがなかったので感動しました。
↑ズミの花も白っぽいのとピンクっぽいのがあるようです。
入笠湿原の説明。
宿の山小屋は、湿原の上の小高いところにありましたが、湿原を出る折に再びゲートを閉めます。
そのゲートの辺りに何やら水色の小さな花
↑この花がわからなくて、あとからついた同期の山仲間で講演の植物ガイドをしてる仲間ともああでもないこうでもないと話したのですが、結局、ノハラムラサキだったようです。
↑湿原の奥に見えているのが宿泊する小屋です。
この日は書き入れ時だったようで、宿の前でお弁当や飲み物などを売っていました。
↑宿から眺めると、逆方向に小高い丘を登るように道がついていて、あそこを登るとゴンドラ駅に着くようです。
液を目指して、ゆるゆると散策かたがた歩きます。荷物はポシエットのみです。
↑これが気になっていた木の花で真っ白な花です。
ラベルがついていたのでわかりました。エゾノコリンゴというそうです。
ズミの類似種らしいです。ズミより花は大きいとあり、私が見た限り、真っ白な花です。
クリンソウも咲いています。
クリンソウは北沢峠で初めて見た時、「誰が園芸種を植えたんだろう_」と思ったほどで、とても野草とは思えないほど派手な色合いです。
ミズバショウの花後ででかくなった葉っぱ。
白い小さな花は、その時はそうは思わなかったのですがサンリンソウでした。
サンリンソウは私は北岳と槍ヶ岳に登る途中の槍平山荘辺りで見ていたので、こんな標高の低い場所で見られようとは思いませんでした。
エンレイソウは四国や蒜山でも見られますね。
遠くの方で咲いていて残念だったのがサクラソウです。
↑ズミとエゾノコリンゴが混じりあって咲いている光景。
その光景の中をゴンドラでやってきたハイカーが歩いています。
イヌ連れの方も多かったです。
湿原の中を登り始めると、傍らにスズランが咲いていました。
入笠山はスズランでも有名らしいです。
この間、剣山系でも見つけたツマトリソウも咲いています.[
これは剣山でも咲いているズダヤクシュ。
スイカズラのお花かな?
タチツボスミレもまだまだいっぱいです。
ゴンドラ駅のすぐ手前まで差し掛かったら、なんとベニバナイチヤクソウも咲いてました。
これは四国では見られない花ですね。
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