18年ぶりの中東山でシロヤシオ満喫、その6、剣山系の稜線歩きを楽しむ
剣山系の稜線には去年の秋以来、半年ぶりです。
去年の秋は単独で丸石まで歩いてきたのでしたが、今出てきた石立分岐から90分もあれば、丸石まで行けてましたが、そのうち歩く機会もあることでしょう。
久し振りの剣山系の稜線歩きは、気持ちよいものでした。
↑何とも言えない雰囲気のある剣山系の縦走路を歩きはじめます。
アップダウンはこの辺りはほとんどなくて、歩きやすいです。
↑稜線の北側にはオオカメノキとツルギミツバツツジが入り乱れて咲いています。
今年は冬が寒かったのと、春も今低めだったのとで、山の花が遅くまで咲いてますね。
今まで見えなかった矢筈方面も一望できます。
手前の深い谷は祖谷川。
縦走路にまたまたフモトスミレがぼつぼつ咲いていました。
縦走路は時折、稜線を外して南側を巻いたり北側を巻いたりしています。
ササの中に巻き込んだような葉っぱがいくつもあって、最初はそれがわからなかったのですが、よく見るとマイヅルソウの葉っぱなのでした。花はどういうわけかほとんど咲いていません。今から思うと、時期的に早かったのかもしれません。
↑、中東にジル沢から這い上がるときに、最初に休憩を取った場所で、エントツ山さんが白髪の小屋と見間違えた岩場が見えてきました。
↑振り返ると、石立山や最初に登った中東山が見えています。
休憩地点から良く見えていた稜線が今歩いている辺りだったようで、この岩を目のあまりよくないエントツ山さんが小屋と間違われたようです。私たちには岩場だということが見えましたが・・・
どこまでも続くかと思われるてれてれとした稜線です。
この日は平日だったので、歩いている人もほとんどおらず、それでも振り返るとはるか後ろの方に、剣山から北と思われる単独男性の姿が見えていました。
天気はAさんが言っていたように、この日は午前中は晴れて、午後からは曇りだそうですが、よく当たっていて剣山系の縦走路を歩くころには、残念ながら雲が多くなってしまいました。
それでもシロヤシオを青空の下で見られたのはほんとに幸運でした。
稜線北側にはツルギミツバツツジが多く、ちょうどツツジを前にして三嶺の撮影スポットがあったので、撮影タイムとしました。
三嶺の西には西熊山や天狗塚も見えています。
その後もツルギミツバツツジを眺めながらの歩きが続きました。
しばらく稜線の北側を巻きますが、この辺りもツツジが綺麗でした。
ウリカエデの花が、まだ咲いています。
再び稜線に出ると、そこにはイシヅチテンナンショウのちょっとした群生がありました。
剣山系や雲草山にはこれが多いです。
シカが食べないので増えているようです。
岩の根元にはマイヅルソウも咲いています。
振り返ると、次郎笈や剣山はいつの間にか雲の中に隠れてしまいました。
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