2025年早春の高知花散策、その1、コセリバオウレンとコスミレ
2月になってからが記録的な寒波到来で、春の花がいっこうに咲かない日々が続きました。
暖かい高知と言えども、それは同じだったようで、高知の山仲間の方からも今年のバイカオウレンは2月半ば以降がいいでしょうと聞いていました。主人の入院などで、ちょっと動きにくかったこともあり、2月下旬になれば、いくら何でも生いくらかは咲いているだろうと連絡させていただきました。
満開とはいかなくてもそこそこ咲いてるだろうということで、2月20日に今年初めての高知行きとなりました。
それでも朝は冷え込むようなので、山仲間のRさんにスタッドレスを履いた車を出していただきました。
我が家を出る時の気温が1℃。こんなに冷え込むのも珍しい。
高速高知道を走るにつれ、白いものが見えてきましたが、なんと霧氷ではないですか。
↑ここ20数年、高速高知道は何度も走っていますが、車窓から霧氷を眺めたのは初めてのことでした。
剣山以来、雪山は行ってないので、ちょっと久しぶりの景色です。
大豊インターを過ぎてもまだしばらくちょっとした雪景色が見られましたが、帰りは普通の景色に戻っていました。
高知の山仲間の方とも無事に落ち合い、まずはコセリバオウレンを見に行くことにします。
今まで行ったことのない場所に案内していただきました。
撮影もしやすくて、とても良い場所でした。
3回3出複葉のコセリバオウレンの葉。
セリバオウレンより、ずっと繊細で、ずっと小さいです。
草丈は大きくても15cmぐらいでしょうか。
出始めの時はもっと小さくて、この時はまだ咲きはじめの株も多く、ほんとに小さかったです。
苔が好きなんですね。
苔の上に繊細な小さい葉が見えて、春の妖精という言葉がぴったり。
たくさんの花が咲いていました。
コセリバオウレンを堪能して、道を戻っていると・・・・
道端にスミレの花。
この時は葉が小さくて確認しにくかったので、タチツボスミレかなと思っていたら、スミレに詳しい方にコスミレだと教わりました。
こちらは葉がちゃんと見えているので、もちろんコスミレですね。
全部で5株ほども咲いていて驚きました。
というのも・・・・
少し離れた場所ではこの日の早朝に積もったような雪。
周辺も山地で、良く冷え込むと思われるような場所だったのです。
だけども、日だまりではコスミレが5株も2月20日に咲くのだから、高知ってすごいですよね。
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