ミカン畑界隈の2座を歩く、その3、ほぼ車道歩きで前山山頂に着いた
厳島神社で工事中だった地元の方のお話では、前山には下に見えた池のほとりの道をずっと歩いて行くとよいそうです。登ってきた石段を下って、池のほとりの道を歩きはじめました。

池の周囲はミニ八十八か所になっているようで、ところどろに石仏が祀られています。

大きな葉っぱのツル植物がありましたが、キジョランかな?とも思いましたが、帰宅して調べると全然違いました。
いろいろ調べるとカシュウイモというのに似ているようですが、どうなんでしょう?
この道沿いの所々で見かけました。

前方に青みがかった岩場が見えてきました。
ここはロッククライミングのゲレンデとなっているとのことです。
道沿いにはミカン畑が見えています。
歩きはじめに、作業を終えた地元の方が軽トラで下ってこられたので道をお尋ねしたら、上の方でイノシシ除けの柵があるので、それを開けて通過してくださいとのことです。

朝方に歩いた土岳山頂の電波塔が見えています。
もう標高は土岳山頂よりも高くまでやってきたようです。

12時10分、先ほどお聞きした柵を通過しました。

道の下に大根を捨ててあります。
地元の農家さんでしょうが、この冬は野菜が高いのに、捨てるなんて豊作で困っているんでしょうか??
この後、あまりにお腹が空いたので、道端でお昼き休憩にしました。
時刻は12時20分。
ずっと歩いているので、お腹も空きますね。
前山山頂は展望もないそうなので、先にご飯にして、パラグライダーの基地でコーヒータイムを取ることにしましょう。

↑集合場所にした産直で買い求めたバラ寿司は美味しかったです。

お昼休憩後も、モクモクと車道を登ります。

どこまでも車道が続いていて、こんな放置車両も道端で見られました。
どうやらこの山はミカン畑の山で、作業に必要なため、山頂まで車道がついているようです。

車道の上にびっしりと落ち葉が積もっていて、こんな場所は車で走りたくないですね。

目の前にテイカカズラの種髪が輝いていました。
1月に山歩きしていると、時々目にします。
これがあるということは種のサヤもあるはずなのですが、この日はスマホでの撮影なので、上の方にあるのはうまく写せなくて、目の前にあるサヤを探すのですが、うまくいきません。

13時4分、登山道らしき道が見えたので、そちらを登ってみます。
車道歩きはいい加減飽きました。

緩やかな斜面なので、登りも大したことないです。
上方左側にコンクリート製の貯水槽のようなものが見えています。

右側は東になるのですが、こちらは断崖絶壁のようになっているようで、転落したら怖いので、あまり近寄れません。
そのまま、上へ上へと登っていくとやがて台地状になってきました。
香川の山は山頂周辺はなだらかな大地になっていることが多いので、もうすぐ山頂かなと思っていると・・・

13時13分、山頂表示がありました。
展望も何もない、樹林の中です。
こんなところで長居はできないので、そそくさとパラグライダー基地へと下っていきました。
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