香川のムラサキセンブリ探索
高知のムラサキセンブリをたくさん見た後は、やっぱり香川のムラサキセンブリが気になりました。
絶滅寸前、風前の灯の香川のムラサキセンブリ・・・去年は1株しか見られませんでしたが、今年は1株さえも残ってないかも?
去年、見かけた場所をまず見に行きましたが、ありません。がっくりして、これはもうだめかと思い、それでも以前咲いていた場所に立ち寄ります。ここは去年はすでに見当たらなかった場所ですが・・・・
嬉しいことに1株だけありました。嬉しくて、体の力が抜けてしまいました。
↑蕾も併せて、全部で5~6輪というところでしょうか。
高知の株と違い、葉っぱは緑色です。
これが全部種を落として、その1割でも発芽してくれたら来年も望みが持てます。
その後、別の山で、山仲間の方が探し出してくれたという情報が耳に入りました。
これで何とか香川のムラサキセンブリは細々とでも維持できているということがわかりました。
やれやれ・・・
この日見かけたほかの植物をついでにアップしておきます。
タンキリマメのサヤが弾けた姿を今季初めて見ました。
↑タンキリマメの葉っぱです。
タラヨウの葉と果実。
昨日は高知のちょっとした山地でいたのですが、やはりタラヨウを見ました。葉が香川のものより小さめだと思いました。
キキョウの咲いた跡も見つかりました。
キキョウも貴重な花ですよね。
ヤマラッキョウもあちこちで見かけますが、以前見かけたリンドウは消えてしまいました。
↑アキノキリンソウ
11月末になると里山でも終盤ですね。
ヤマハッカがまだ咲いていました。
ほかでも見かけたヤマハッカです。意外に遅くまで咲いてますね。
コウヤボウキもまだ綺麗に咲き残っていました。
ヤブコウジのプチ群生です。
見事に黄葉した木はカマツカだと思っているのですが・・・。
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