山好き花好き２

夏に立山にご一緒した徳島の山仲間のHさんと、秋の間はお互いに忙しくしていて、11月後半のムラサキセンブリの季節になってから久々でラインをしてみました。すると、11月下旬に彼女から電話があって、11月末にアシズリノジギクを見に行こうと思ってますとのことです。そういえば、私も高茂岬にもう一度行きたいと思いながら行けてないなぁと思いました。彼女は徳島の東の端っこに住んでらっしゃるので、西の端の高茂岬には日帰りは無理なので、一泊で行くつもりらしいです。私も前回は日帰りで行ったので、高茂岬に着く前に日が暮れないかと心配だったことを思い出しました。

もしかしたら私も行くかもしれないので、予定が決まったら連絡くださいと頼んであったところ、27日に連絡がありました。週末の11月30日~12月1日が天気が良さそうなので、高茂岬を訪問したいとのこと、途中でキイレツチトリモチも見てみたいそうです。私の方も、週末はちょっと気がかりなこともあったのですが、それが解決したので、ご一緒させていただくことになりました。

↑頑張っていった甲斐あって、素晴らしいロケーションで咲くアシズリノジギクを見ることができました。

さて、当日、11月30日は徳島のHさんはご自宅を4時半に出発されるそうです。待ち合わせは須崎の道の駅にしました。キイレツチトリモチが見られる興津には9時ごろに着いておきたいそうなので、逆算して須崎を8時出発がいいですね。ところがこの日は風が強くて、高松道であまりスピードが出せず、須崎に着いたのは8時を過ぎてしまいました。Hさんはすでに到着されていましたが、ここからはHさんの車に乗り合わせて西へと向かいます。

高速は徐々に西へと伸びていて、途中は高速の無料区間を利用します。

まずはキイレツチトリモチを目指しますが、これは3年ほど前に高知の山仲間のAさんに案内していただいたことがあるので、多少の土地勘はありました。行く途中にタイキンギクやイイギリの実を見かけたので、帰りに車を停めて見るつもりです。

キイレツチトリモチは立て看板まであって、すぐにわかりました。

茶色い粒みたいに見えるのは、雄花の咲いた跡なのだとか・・・

前回は2020年の11月22日に訪問していました。

ムラサキセンブリとセットで見に行ったようです。

今回は朝の訪問となったので、光の具合が心配でしたが、ちょうど朝日が射してきたので、いい具合でした。

本命のキイレツチトリモチを見た後は、Hさんがまだ見たことがないというノジギク探しですが、これも遊歩道沿いに群落で咲いていて、探すまでもありません。

ノジギクは高知では物部川より西に咲くそうなので、徳島のHさんは未見の花だったようです。

今から見に行くアシズリノジギクはノジギクより可愛いと私は思っているけど、ノジギクだってずいぶん綺麗な花には違いないです。真っ白で、まるで園芸種のようにびっしりと咲きます。

高知では12月遅くまで咲いている花だと思います。

同じ浜にあるグンバイヒルガオの方はさすがに花は終盤でした。

本来の花期は初夏から夏のようです。

ただ、ツルは元気よく伸びて砂浜に半ば潜りながら、長く伸びていました。